Yoko Uemoto

編集者、ライター。ビジネス、文学、健康、横浜中心の地域文化など、手がけた書籍もさまざま…

Yoko Uemoto

編集者、ライター。ビジネス、文学、健康、横浜中心の地域文化など、手がけた書籍もさまざま。 文学Tシャツ"T-Library”企画運営。漱石山房記念館でも販売中。

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    仕事から見えてくる自分、仲間、社会のこと。 人材をテーマにした編集者経験から日記の形で伝えます。

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    芥川龍之介 The Spider's Thread(Pop)

    芥川龍之介「蜘蛛の糸」をモチーフにしたデザイン。 黒地に白・黒地にオレンジとバリエーションがあります。 ポップな魅力の芥川に仕上がりました。 イラスト:カワチ・レン
    2,850円
    T-Library
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    Natsume Soseki's Thursday Study Club Band 長袖

    T-Libraryのロングセラー、漱石山房記念館でも販売中の漱石Tシャツに長袖が登場! 肌寒い日にはやはり長袖が手放せません。落ち着いたネイビーカラーは男女問わず、さまざまなシーンで着用できます。さらに、定番のブラック、明るいロイヤルブルー、シックなパープル、カラフルなデイジーイエローをご用意しました。 夏目漱石が住んだ早稲田の漱石山房には、漱石を慕う文人たちが集う「木曜会」という文学サークルがあり、そのメンバーを絵柄にしました。 2017 年は漱石先生の生誕150 周年。しかもビートルズが「サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド」を発表して50 年、それを記念して制作。英国通でユーモアが好きな漱石もにやりとすることでしょう。 背面プリントには、漱石の小説(タイトル英訳)年譜を、バンドツアー日程のように配置しました。 イラスト、デザイン:カワチ・レン
    3,043円
    T-Library
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    Natsume Soseki's Thursday Study Club Band

    Natsume Soseki's Thursday Study Club Bandは、夏目漱石とビートルズを融合させたユニークなTシャツです。夏目漱石が住んだ早稲田の漱石山房には、漱石を慕う文人たちが集う「木曜会」という文学サークルがあり、そのメンバーを絵柄にしました。日本の名作文学と世界的な音楽グループが奇跡のコラボレーションを果たしたデザインは、特別な一枚としてきっとあなたを魅了することでしょう。 英国通でユーモアが好きな漱石もにやりとするはず!? 背面プリントには、漱石の小説(タイトル英訳)年譜を、バンドツアー日程のように配置しました。 ※イラスト、デザイン:カワチ・レン
    3,080円
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    芥川龍之介 The Spider's Thread(Pop)

    芥川龍之介「蜘蛛の糸」をモチーフにしたデザイン。 黒地に白・黒地にオレンジとバリエーションがあります。 ポップな魅力の芥川に仕上がりました。 イラスト:カワチ・レン
    2,850円
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    Natsume Soseki's Thursday Study Club Band 長袖

    T-Libraryのロングセラー、漱石山房記念館でも販売中の漱石Tシャツに長袖が登場! 肌寒い日にはやはり長袖が手放せません。落ち着いたネイビーカラーは男女問わず、さまざまなシーンで着用できます。さらに、定番のブラック、明るいロイヤルブルー、シックなパープル、カラフルなデイジーイエローをご用意しました。 夏目漱石が住んだ早稲田の漱石山房には、漱石を慕う文人たちが集う「木曜会」という文学サークルがあり、そのメンバーを絵柄にしました。 2017 年は漱石先生の生誕150 周年。しかもビートルズが「サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド」を発表して50 年、それを記念して制作。英国通でユーモアが好きな漱石もにやりとすることでしょう。 背面プリントには、漱石の小説(タイトル英訳)年譜を、バンドツアー日程のように配置しました。 イラスト、デザイン:カワチ・レン
    3,043円
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    Natsume Soseki's Thursday Study Club Band

    Natsume Soseki's Thursday Study Club Bandは、夏目漱石とビートルズを融合させたユニークなTシャツです。夏目漱石が住んだ早稲田の漱石山房には、漱石を慕う文人たちが集う「木曜会」という文学サークルがあり、そのメンバーを絵柄にしました。日本の名作文学と世界的な音楽グループが奇跡のコラボレーションを果たしたデザインは、特別な一枚としてきっとあなたを魅了することでしょう。 英国通でユーモアが好きな漱石もにやりとするはず!? 背面プリントには、漱石の小説(タイトル英訳)年譜を、バンドツアー日程のように配置しました。 ※イラスト、デザイン:カワチ・レン
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    • I can earn enough for us

      (2年前に下書きだった投稿。読んでみると、その後の顛末もあって感慨深いので、そのまま投稿しちゃおうか…) 先週、東京駅に、業務受託先の上司であり発注主である人に呼び出され打ち合わせた。 私は、その企業の社員ではないのだが、先月、4年間でおそらくトータル4000万円におよぶ売り上げの大きな案件を決めてきた。1年半かけて、コンペを勝ち抜いた。私だけの功績ではない。会社への信頼、上司の説得力あるプレゼンが要因ではある。 しかし、その案件のファーストコンタクトをし、顧客の信頼を

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        • アメリカ映画の生ける伝説

          久しぶりに時間をつくりイーストウッド作品を2本観た。 もちろん映画館に行けないから、amazonプライムだ。 スターの葛藤が映画になるとき 1本目は「ジャージー・ボーイズ」。わたしが書籍出版に協力した西精工西社長がFacebook投稿で、フランキー・ヴァリが好きだということを書いていて、そう言えばこの映画を観忘れたことを思い出した。 コロナから生還したクドカンも公開時激賞だったし、この機会に観ることにした。 結論から言って、映画的文法をこれでもかと惜しげもなく繰り出

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          在宅勤務延長記念「職場オンライン飲み」の振り返り

          5月31日まで全社在宅勤務・自宅待機となることが決まった。 東京都は感染者数はかなり抑え込んでいるものの、神奈川県でもクラスター感染が起きるなど、首都圏全体でみるとまだコロナは制圧しきれていない。 さらに、今後も、会社としては、緊急事態宣言収束後も、可能な社員は在宅勤務を推奨するという発表がされたという。 そんなことが決まる前から、職場の女性4人グループでのオンライン飲み会第2回はこの金曜に行うことが先週決まっていて、18:30から参加した。 20代・30代・50代が

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          娘のふるまい

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          修羅の処方箋

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          カネと事業のむずかしさ

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          小鳥のさえずり@大都市

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          AI上司?

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          夜のZoom勉

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          同僚、すごいぜ。

          今日は連休明けの仕事を、がしがしとやった後。 あることに、いてもたってもいられなくて、Messengerを送りまくった。無差別ではなく「心ある」人たちに拡散、だ。 私が心から尊敬する、同僚の井坂康志さんは、4月末から「生き延びるためのドラッカー入門講座」というZoom配信をしている。 https://www.facebook.com/groups/665037420292845/permalink/1886004434862798/ 井坂さんは、日本のドラッカー学

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          ポストコロナとウィズコロナ

          私の担当している広報メディアで、2月に落合陽一さんを取材した。 筑波大学の教授、童顔のメディア研究者であり、時代の洞察者、かつアーティスト。 もちろん名前は知っているが、彼の主張をつぶさに知っていたわけではないので、近著『2030年の世界地図帳』をあわてて読み、また、ウェブサイトからの記事をあさり、旧知のライターで、週刊アスキー元副編、かつ大学のサークルなかまという心強い友と共同で質問票をつくり、インタビューに臨んだ。メディアの寵児であり、先鋭的なひとだから、魅力的な言説

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          新しい時代からはじまる日記

          もう20年くらいのなかま、経営コンサルタントの河合太介さんから、「日記を書いてみては」と勧められた。 この人は、突然痛いところに爪を立てる、高貴な猫のような人なのだけど。 正鵠を得ていることは確かなので、日々のことを書留めておくのも、おもしろいことなのかと思う。 わたしも、最初は、皆と同じように、新型コロナウイルスに、痛みや怖れを感じていたのだ。 家庭の事情で、早めに在宅勤務に移行し、しばらくは、見知らぬ島のジャングルで、たった一人彷徨う兵士のような、恐怖を感じた。置いて

          新しい時代からはじまる日記