【日本ゴリラ化計画】犬山編①憧れのあの方に会いたくて
この日本をおちゃめでパワフルでラブアンドピースな
ゴリラの国にするために立ち上げた野望―――
それが「日本ゴリラ化計画」。
日本に住む20人のゴリラたちと会いたい。
今年、その目標を遂行するため日本各地の動物園に向かい、ゴリラたちと面会していろいろなことを学んできた日本ゴリラ化計画実行委員の私。
しかしまだ会えていないふたりのゴリラがいる。
そのふたりに会い、日本ゴリラ化を推進するため、私は犬山と浜松に飛んだ。
果たして、無事日本ゴリラG20全員との面会を達成することはできるのか。
まずは犬山編である。
🦍✨🦍✨🦍✨🦍✨🦍✨🦍✨🦍✨🦍✨🦍✨🦍✨🦍✨🦍✨🦍
7:00ちょうど東京駅発の新幹線のぞみに乗って名古屋を目指す。
今回の目的地は名古屋の先、愛知県犬山市にある日本モンキーセンター。
日本モンキーセンターは霊長類の展示施設としては世界最大の規模を誇る「世界サル類動物園」。サルに関する総合的な研究および野生ニホンザルの保護などを目的として、1956(昭和31)年に名古屋鉄道が出資して設立された。2014年から公益財団法人となり、京都大学霊長類研究所(現在はヒト行動進化研究センター)が運営の中心となっている。
なぜ私が日本モンキーセンターに向かっているのかと言えば、そう、ここには日本ゴリラ20人のうちのひとり、日本ゴリラ界最年長シルバーバックゴリラのタロウさん(51歳)がいるから。
半年前シャバーニファミリーに会いに名古屋に行ったとき、犬山まで行っておけばよかったと後からジワジワ後悔。
その後に、たくさん歩くお出かけ記事でお馴染みのやんさんがモンキーセンターに行かれ、ダンディーなタロウさんの写真を記事にいっぱい載せてくださったのを拝見していてもたってもいられず。
これはもう涼しくなったらタロウさんに会いに行くしかないと決意したのだ。
8:40頃、名古屋到着。
半年ぶりの名古屋、また来れてうれしくてウキウキ。
大行列ができているので何かと思えば、新名古屋名物ぴよりんを求める人々の列だ。
ぴよりん、食べたことないけどおいしいんだろうな。
荷物をロッカーに預け、名鉄犬山線で犬山に向かう。
バスの本数が少ないので徒歩でモンキーセンターに向かう。
徒歩20分。こんなこともあろうかと履きなれたスニーカーを履いてきたので、どんどん歩くぞ。
しかし、モンキーセンターに向かう人のための案内が駅周辺に皆無と言ってよい。電車で来る全国100万人のタロウさんファンのためにも、もうちょっと親切な案内があってもいいんじゃないか、モンキーセンターよ。
一応行き方は調べてきたのだが、メモるのを忘れたのでほぼ勘で歩く。
確かスギ薬局のある交差点を……左折だったかな?歩いていくと太陽の塔みたいなの(あとで調べたら岡本太郎さんの「若い太陽の塔」という作品らしい)が遠くに見える。
きっとこっちだとは思うものの、どんどん道が狭くなるので不安になり少し引き返して佐川のお兄さんに尋ねる。方向はあっているが「まだ300メーターくらい歩かないかんですよ」と。
道に迷ってもどんなに歩いても人に迷惑かけないのが一人旅のいいところ。
日本モンキーセンターで暮らすゴリラのタロウさんは1973 年 4 月 20 日ドイツのニュルンベルク動物園生まれ。
1973年アイルランドへ、1986年にイギリスへ移動。
モンキーセンターの先代ゴリラ・木曽太郎が 1987年 に亡くなり、メスゴリラのハナコの新しいパートナーとなるべく、 1989 年に日本モンキーセンターに来園した。
2009年、20年一緒に暮らしたハナコと死別してからは独り暮らし。
🦍✨🦍✨🦍✨🦍✨🦍✨🦍✨🦍✨🦍✨🦍✨🦍✨🦍✨🦍✨🦍
なんだよ~ポンコツ写真ばっかりじゃん!
と思った方はぜひやんさんの記事をご覧ください。
かっこいいタロウさんの写真が満載なのです!
続く。