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SNS部屋退出

SNS、そしてネットにマジで疲れました。

なので辞めました。Twitterもインスタグラムも消しました。

成功に見えることや俺は人生でこんなことを成し遂げてるぜ〜なんてことがよくアップされている。

アップすることが悪いことでも無いし、誰かに直接迷惑をかけることでもないし、皆それぞれの頑張った過程や生き方もあるし、ビジネスや集客のためにやっている人もいるから否定はしない。

というより、否定したり断定的なポジションを取ると誰かに怒られちゃうご時世だから。笑

でもメンタル的には本気で不衛生だなと思い、ポチッとボタンを押して消してみた。

消してみたらどうなったかというと最初の2、3週間はとても不思議な感覚だった。

なぜなら僕の世代ではインスタグラムは高校1年生の時使用し、同年代の周りの人はインスタをやってない人はほぼいない。そしてコミュニケーションの取り方はインスタグラムでアップした写真を素にDM内で会話したり、現実でも「こないだ〜に行ってたね〜」とか言って話が盛り上がったりする。

これが数年レベルで当たり前になっていると辞める、辞めたということが違和感でしかない。ただ人間というものは不思議なもので「慣れ」と言う特殊能力を持っているのだ。

余暇を持て余して無意識にアプリを開く時間、身近な人のフォロワーや自分の投稿のいいねの数を気にしたり、会ったこともないSNS上だけで顔と名前を知っている社会的に成功してそうな社会人A君の投稿を見る時間だったり。

そういうものは一切なくなった。

そしたら何が起きたのかというと脳と心がヘルシーになった。
具体的にいうと、あの人にこう思われているのかな、とかあの人はこういう意図でと投稿しているのかな、とかの余計な憶測や解釈、感情が生まれなくなり、何より自分が本来やらなければならないことや、やるべきことにしっかり向き合えるようになった。何より今までそこに割いてきた時間とエネルギーってめっちゃ無駄じゃんって少しバカバカしく感じるようになった。
そして今は、何がしたいのか?どうしたいのか?という本心が今の僕なら理解でき、言葉にできる。

また、今の現実としっかり向き合えるようになり、画面上じゃなくて、目の前にある景色、風の心地良さ、鳥の囀りの声、匂いなど感じるということができるようになった。今を生きているなーという実感と今まで見えなくなっていたものがまた景色が少し変わって見えるようになった。

ネットがなかった時代は当たり前かもしれないが。

まあでもこういう人種は現代社会で言うと若い世代ではかなり特殊な人種だと思うし、僕も自慢できるような生活があったらもっと投稿するかもしれない。

ただ、SNSをやってない人と友達になりたいです。

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