聴き上手になるにはー傾聴①ー

コミュニケーションは話すこと、聴くこと、二つの要素があります

話すための方法は学ぶ機会も多いのですが、

聴くための方法は意外と知らないことも多いのではないかと思います。

カウンセラーにとって最も基本的なスキルであり、

最も重要な要素が”聴く”ということです。

カウンセラーがクライアントの方のお話を聴くコミュニケーション技法が

「傾聴」です。

では傾聴とは一体、何なのでしょうか。

傾聴は

「相手の話をじっくり共感的に聴くこと」

です。

この共感的というのがポイントであり、傾聴で最も難しい点です。

傾聴ができるようになるにはある程度の訓練が必要ですが、

普段の生活の中でほんの少し意識するだけでも、

徐々に聴き上手になっていきます。

一般的に話すことはカタルシス効果という心がスッキリする効果をもたらすので

人は話したいことが多いと言われています。

そのためやはりコミュニケーション上手な方は聴き上手な方が多いです。

とても丁寧に聴くことができると相手も気持ち良く話すことができるから

コミュニケーションが円滑になるのだと思います。

今後、傾聴の内容や方法についてさらに詳しくお話ししていきます。

お楽しみに。

心理サポートオフィス　Giving – 臨床心理士・公認心理師によるメンタルサポート