「熱中症にならない為の水分+塩分補給」

梅雨に入って一気に蒸し暑くなりました。皆さん、いかがお過ごしですか?私は東海地方に住んでいますが、今日の最高気温は34℃くらいでしょうか。天気は晴れ曇りですが、昨日まで雨だったので湿度が高いです。家の窓をあちこち開けっ放して風を通していますが、家の中にいてもメチャクチャ暑いです。私は「脱ステロイド」で皮膚を悪くしているので、汗が出るくらい暑くなってくると、身体のあちこちが痒くなってきます。完治までこれからの季節の皮膚のケアは大変です。

ところで皆さん、今日のような暑い日はマメに水分を摂っていますか?
水分だけではダメなのは知っている人は知っていますが、意外と知らない人もいます。水ばかり、お茶ばかり、コーヒーばかりとかはダメなんです。一気飲みやガブ飲みもダメです。子どもの頃、真夏の暑い日に外で遊んで喉が渇くと校庭の水道の蛇口から水をよくガブ飲みしていましたが、水を飲んだ時だけは冷たくて気持ちがいいですが、お腹がチャポンチャポンになって、その後苦しいだけでした。

皆さん、「ポカリスエット」を知っていますよね?大塚製薬さんの特許「ポカリスエット」。日本人なら知らない人はいないと思いますが、有名な飲み物ですよね。ポカリスエットがなぜ病院や介護施設で使用されているか知っていますか?アクエリアスとか他の清涼飲料水ではダメなのでしょうか?ポカリと他の飲み物は何が違うのでしょうか?

俗に言う「清涼飲料水」と呼ばれる飲み物は、味がつけてあるだけのジュースと同じです。ほとんどが糖分です。それとは違ってポカリは電解質や塩分が入れられていて、人間の体液に近い成分構成で作られています。だから、少々飲み過ぎても害にはなりませんし、真夏の暑い時期や風邪をひいた時などの水分補給にはうってつけの飲み物です。病院や介護施設にポカリが必ず置いてあるのはこれが一番大きな理由です。清涼飲料水とは違います。今のように30℃を超えるような暑い時には、ポカリに少し塩を足して飲んでも効果的だと思います。ただ、「塩」は食卓塩ではなく、良いものを選ばなければいけません。

清涼飲料水は暑いからと言って毎日のように飲んでいると、糖分の摂りすぎになり、下手をすると糖尿病になる恐れもあります。今のジュースや飲料には人工甘味料「アスパルテーム」「アセスルファムK」「スクラロース」なども入れられているので、飲めば飲むほど身体に悪いです。「甘味」というのは中毒になりやすい物質なので、よく気を付けなければなりません。
今の子ども達に糖尿や肥満が多いのも、簡単に自販機やコンビニでこのような健康を害する飲み物を簡単に買えてしまうのも一つの大きな原因です。

では、水分補給に水やお茶を適度に摂っていればいいのかと言うと、答えはノーです。簡単に言うと、人間の身体は約6割が体液で、体液は塩水のようなものです。水やお茶、そればかりを飲んでいると、身体の体液の濃度がどんどん薄まって行き、一定の塩分濃度以下になると人間は倒れてしまうそうです。だから、水分だけでは絶対にダメで、水分に合わせて塩分も適度に摂らないといけません。

ただ先に言っておきますが、水分も塩分も摂り過ぎれば逆に身体に毒となるので注意してください。あくまで「適度に」「こまめに」ということを強調しておきます。

塩分についてですが、よく夏になるとお店に塩飴とか塩昆布とかが売っていますが、あまりオススメはしません。それも売るための一つの商品に過ぎないからで、身体のことを本当に考えて売られているものではないからです。暑さでぶっ倒れそうなら食べればいいと思いますが、そうでなければあえて買う必要はないです。塩飴も糖分がありますし、塩昆布などに使用されている塩もどんな塩なのか解らないからです。多分、コストを安くするために食卓塩と似たような安い塩が使われていると思います。

塩は自然塩や天日塩を使ってください。一般家庭に昔からある「食卓塩」と言われる塩は本当は身体には良くありません。自然塩や天日塩の詳しい話はここでは割愛します。検索すれば沢山出てきます。
「食塩=NaCl=塩化ナトリウム」ですが、何の栄養もないただの塩です。身体には塩分が必須なので、良い塩を使われることをオススメします。私は「天日海塩」という塩を摂っています。自然塩は探せば色々あります。海外の塩田で作った塩などもあります。自然塩を舐めてみると解りますが、食卓塩とは全然味が違います。値段はちょっと高いですが、毎日たくさん消費するものでもないので、1袋買ってかなり持ちます。料理にかけたり、お茶に入れて飲むのも良いです。

話を少し前に戻しますが、水分を摂りながら自然塩や梅干しを舐めたりしてもいいです。ポカリスエットに自然塩を少し足して飲むのも良いです。これはすいかに塩をかけたような味になって意外と美味しいです。
私のオススメはほうじ茶に少量自然塩を入れて飲むことです。緑茶に塩を入れて飲んでみるとマズくて飲めませんが、ほうじ茶は塩と結構相性が良いので飲みにくくはないです。ただ、美味しいかどうかは個人差がありますが、水分+塩分補給をするには良い飲み方だと思います。これは天日海塩を販売している方が教えてくれた方法なのでオススメです。ほうじ茶は栄養もありますし、緑茶などに比べて量もたくさん入って、値段も安いです。道の駅などでもよく売られていたります。

自然塩の種類はたくさんありますが、私が使っている塩のリンクだけ貼っておきます。熱いほうじ茶に少量自然塩を入れて飲んでみてください。私は年中熱いのを飲んでいますので、あまり冷たいのはオススメしません。腸を冷やすことは良くないので、なるべく温かいものを飲むようにするといいですよ。ということで、今年もかなり暑くなりそうですが、皆さんくれぐれも熱中症にはご注意ください。時には冷たいシャワーを浴びるのもいいと思いますよ!最後まで読んでいただきありがとうございました。

『 天日海塩 』
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