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外見印象理論1『イメチェン遍歴のおさらい』

最近、しっくりくる服が無いと言う。

これまでは、仕事やプライベートにおいて「他者へ与えるイメージ」を主軸に置いて、アイテムやカラーを揃えてきた。ところが、次の一手は違う次元の話なのかもしれない。そう言いながら、現在目下模索中である。

その「次の一手」を探す間、
過去の服装について自ら問うことにした。

なぜその色なのか。
なぜその形なのか。
なぜその組み合わせなのか。

「オーラを纏いたい」と試行錯誤を重ねた軌跡を、ご紹介しよう。
別記事にて詳細をお伝えするとして、当記事ではざっと変遷を追っていく。

Photo by Yuki SATO, 新国立美術館

◆旧旧旧スタイル(AW)

ブラウン・ベージュ・ネイビーしか着ない。

  それぞれの色に求めたイメージは下記の通り。

  『品性のブラウン』
  『優しさのベージュ』
  『知性のネイビー』

当時既に、私は個人事業を持っていた。
その事業を推し進める上での印象戦略として選んだ3色だが、
こちらは恋愛や婚活というシーンでも非常に有効だった。

自分より年上の人に対しても、パワーバランスを握れるように。
年下の人に対しては威圧感を与えず、信頼感を与えられるよう設計した。

◆旧旧スタイル(AW)

くすんだグリーンを加える。

  グリーンに求めたイメージは下記の通り。

  「緩和」

個人事業は、大変だった。
『あしたのジョー』のワンシーンのように真っ白に疲れ果てた私は、プライベートの時間を拡大していく。これはちょうどその頃に現れたスタイリングの変化だ。

他者に向けた印象戦略としての側面よりも、自身の精神状態を「緩和」させることに主眼を置いている。グリーンを加えることで、より休日感やリラックス感といった緩いエネルギーを加えることができる。
また、シルエットも直線オンリーを止め、曲線を取り入れた。

◆旧スタイル(SS)

白を加える。

  白に求めたイメージは下記の通り。

  「視線を集める明るい光」

メンタル完全回復し、人の目を引きたくなりました。
白(特に真っ白)はやはり圧倒的に明るく、春夏(SS)の日差しに反射するので目立ちます。という事で、まずは真っ白をコーディネートに加えました。

私パーソナルカラーはオータムなので、ウィンターカラーの真っ白とかは実は顔色悪く見えるリスクもあるんですが、SSなので、少々顔が暗く見えても日焼けした感として誤魔化せないかななんて考えてました。笑

最近流行のパーソナルカラーや骨格は「似合う服」を選ぶヒントですが、
成果を求めて印象戦略を立てるイメージコンサルティングの観点で言うと、
似合うことは最優先課題ではないので、上記のような選択も取ります。
最優先課題はクライアントと相談します。

◆現在のスタイル(AW)

黒を加える

  黒に求めたイメージは下記の通り。

  「気品と深み」

綺麗な黒を買いました。綺麗な発色の黒は、実はなかなか無いんです。
生地の反射で表面が白っぽくなったり、光沢が安っぽさを出したり…
綺麗なもの見つけたとしても、べらぼうに高価だったり…

美しい黒は、気品と深みを感じさせます。
若い男性だと黒に着られて、「イキり」や「威嚇」「排他」や「拒否」の印象にもなるケースも多いですが、そろそろ自分も黒を着こなせるのではないかと取り入れ始めました。黒を着こなせるようになると、上記のイメージではなく、「落ち着き」「深み」「円熟」といった色気を放てます。

黒を無難な色だと思ったら大間違いです。
最もセンスが問われると言ってもいいと、個人的に思っています。

◆次のスタイル

思案中・・・

  自分に服が負けてきたので、より純度の高いエネルギーを持った服やアクセサリーなどを探している途中です。とりあえず筋トレして、服の下に纏う筋肉からパワーアップさせています。

実は、4年前に立てた目標を昨年くらいにクリアしたんですけど、次なる目標を立てているところなんですね。恐らくその目標が定まれば、次のスタイルも定まるんじゃないかと思っています。

その時その時の生き方と完全リンクさせると、服のパワー凄いんですよ~

さて、次からの記事では実際のスタイリング写真も載せながら、
細かく解説していこうかなと思います。ではまた。

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