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【成果】4_10年前の私よ、さようなら【浄化/成仏】
3日ほど、旅するように生きていた
5/11-14まで、上野のグランカスタマというところに滞在していました。
それについてはいつか別の投稿で。
▼その3
Day4、5/14
家の契約で上野から池袋に向かった
私のことなので起きられないのを見越して時間を15時にしてもらい、呑気にお昼過ぎから友達と電話しながら準備して池袋に行った。
20年ぶり以上の池袋
浪人時代、日芸を受ける前日にホテルを取って以来である。
安心してほしい、日芸は一次で落ちている。
日芸は美大の中ではトップを争うほど頭が良い。
受かるわけがない。
20年ぶりの池袋はなんにもわからなかった
20年前は夜に着いたから覚えていないらしい
20年かかって大人になるような気持ちで契約に向かった。
1時間半か、それくらい契約の話を聞いて、チャチャを入れていたら宅建を持っている説明相手の面白い話を沢山聞かせてもらった。
年上のしっかりした男性が「ちょっと自慢する瞬間」が大好きである
「あ、そこは褒めて欲しいんだ笑」が可愛く思える。
池袋の写真を少し撮って、ドンキでハンギョドンのTシャツを買って久しぶりに帰宅した。
ふと、実家の残り時間がもうあまりないと気づいて、別れるからこその愛しい気持ちが現れた。
終わりがあるから大切にできるんだなと思った
10年寝かしたサングラス
カバーの英語はこれである
このサングラスは10年前、専業主婦というには引きこもりすぎる時代に韓国から取り寄せたものである。
この時「いつかこれをかけて外に遊びに行くんだ」と夢見ていた
だけどその「いつか」に、10年かかってしまった
それが長かったのか、短かったのかはわからないけど、「やっと」という気持ちである
私が夢見た「いつかの私」は、「現実の私」になってしまい、夢見た私であるはずなのに、まだ何かが足らない。
だけど、喉から手が出るほど求めた私なのだとも理解できてはいる
今回の旅で私に一番近く、ずっといてくれたこのサングラスを触るたび、鏡で見るたび、写真で見るたびにこの気持ちになっていた。
やっと過去の私にまたひとつ、別れが告げられた気持ちになれた。
少し実感が足らないけれど、でも、充分である。
よく諦めないで生きてきた
本当に頑張ってきた
これから先はもう頑張らなくていい
上手くやればいいだけだ
基本は上手くやって、「つかれたなぁ」と笑い合える誰か、がいればいい
その相手は私が選んでいい
そう思うと少し冷める
やっぱり少し、つまらない
私は相変わらず、衝撃を求めている
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