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【実験1】英語を話してみる【4時間】



子供の頃から外国語が好きで、中学生の時に海外の映画、ドラマ、音楽にハマりました。

一年後には、字幕以外の言葉が理解できるようになり、その時は英語にハマっていたのかなと思います。
この習得方法は少し独特らしいのであまり参考にならないみたいですが、韓国語も2年前にそれで少し習得し始めました。

今度、ためにはならんがその習得方法を少しずつシェアしていく予定です。


飽き性な割に30年続く趣味


英語を学ぼう!と思ったことはありません

中学二年生の時に初めて字幕で見た「スタンドバイミー」に心打たれて「これは本当は何を言ってるのかな?」と思ったのが最初でした。
字幕の10文字で終われる話なわけがない、と。
この話をもっと本質から理解したい、そのためには英語が理解できないといけない、と。


元々英語の成績だけは良くて、クラスで一番とか取ってました。
当時も全く勉強せずに、いやそれから大学に入るまでも全く勉強せずにいましたが、これは元々ポテンシャルがあったのかなと思います。

しかし座学はせずに今まで来て、よく「じゃあなんで英語を理解してるのか?」と聞かれますが「聴いてると法則性がわかるから」としか言えません。

あとは記憶力

漢字も英単語も勉強しなくてもできたので「勝手に覚えている」が正しいです。
あと子音を理解しているから、も大きい。

ここでも記憶力×理解力×処理能力×応用力×柔軟さ/素直さを駆使してきたんだろうなぁと思います。今となれば、ですけども。

それを集中的ではないですが、なんとなく30年続けてきたというかんじ。
既に映画もドラマも観なくなって20年ほど経ってしまいますが、なんとなく、です。

それでも別に何かが報われるとかもなく、「それは能力だよ」と指摘されるでもなく、たまーに「へー詳しいんだね」と言われる程度の生活保護だった、というかんじです。

環境なんですよね本当は。
そこまで能力や賢さなんて必要ないと思います。


やっと実践の40歳


先日、韓国語を話すシチュエーションがありました

韓国語も英語もひっそりやってきていただけなのでスピーキングをしたことが無かったんです。
機会がなくて、ただただ1人で楽しんでいたんでしょう。

そのタイミングで少し韓国語を話して通じて、同時に英語も話してみて「ふつーに伝わる〜」という感動の元、別の日に英語を話す機会があったので挑戦してみた、というかんじです。

最初は緊張しましたが、割とすぐに慣れて気づけば4時間も議論していました。

思い返せば拙い英語だったんですが、思った通り、概念さえ少し理解しておけばそんなにボキャブラリーも文法もいらないのかなという感じでした。

その時もテーマになりましたが、わたしがここまで話さずに来てしまったのも「日本人の民族性」に問題というか、キーがあるよね、ということ。
それと日本語の発音自体が外国語に向かないこと、日本語そのものが特殊でハイレベルな言語であること、そういったものが複合して日本人の英語への苦手意識がガチガチに組まれてしまっているんだなぁという話でした。

言わずもがな、日本の英語教育も

話した相手も「日本人はあんなに座学ができるのに話せないのが不可思議だ」と言っていました。
そして上記の説明をすると(もっと詳細にしましたが)「なるほどねー」と。

これも環境ですよね。
別にわたしほど理解している必要はなくて、外国語を話す環境にいれば、作ればいくらでもできたわけで。

ただ、今までの積み上げで割と滞りなく喋れた、もありそうですが、別になくても良かった気がします。


体感上の感想


というわけで特に能力が必要だったわけではないな、が感想です

わたしが持っていた元々のポテンシャルと、それを伸ばした期間、約30年は無駄ではないですがマストでもなかったような気分。

ちょっと小難しく解説


遺伝子要因/成熟優位説=ゲゼル

環境要因/学習優位説=ワトソン

のバトルがかつてありましたが、その後

輻輳説=シュテルン

などが登場し、「遺伝子/ポテンシャルも環境/努力やタイミングや運も必要よね」というところが落とし所なようです。

わかりやすいですよねこれ

このように物事って二元論(白黒)では決まらないことがほとんどと思います。
どちらも相対的に作用していることがほとんどで、そこにその割合や外的要因によってまた変化、というかんじかと。

なんでこんな小難しい話を知ってるか?と言うと、去年心理学資格(心理学検定2級)を取得したからです。
この時に生まれて初めて座学をしました。

楽しかったです。

まぁ、結局ポテンシャルも努力も必要よね、だけど勇気を出して飛び込むのも大切よね、の話でした。




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※個人の感想です

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