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RUE
最悪の状況、になることが怖くて怖くて
敷かれたレールから落ちないように必死に進んできた。
みんなと同じ、多数派、マジョリティ、安心感、ただ生き延びること。それらにしがみついていた。
今、そのレールから外れたなんでもない場所から振り返ってみて、そう思った。
幼き私のたくさんの可能性たち、ごめんね、全然気付かなくて、気付いてやりたかったよ。君たちがどんな顔かもわかんないけどさ。
あーあ。なんで私はあんなことに必死になっていたんだろう。もっと大切にすべきこと、やるべきことがいっぱいあったはずなのに。なんかダサ。
ていうか、私の車輪、このレールにうまくはまってなかったよね、なんか進みづらかったもんね。それでも周りはピューと軽々進んでいくもんだから、ついていかなきゃって焦ってた。最初から合ってなかったんだーきっと。
でもこのレールを敷いたのは自分だし。
このくらいの後悔なんて、全く問題ない。
後悔上等、失敗上等。
自分のちいこい脳みそで考えうる最悪な状況なんぞ
きっとたかが知れてる。
本当にやばい状況は、想像もしないところから現れるんだ、すいませんね、世界って残酷なんでって悪びれもせず、私たちの日常に我が物顔で、ころんと入りこんでくるんだろう。
だから、最悪なんてのは、ない。
ほんと、どうにでもなる、はず。
びくびくすんな、おどおどすんな。
飛べるだけ、高く飛んで、
届かなくても、気持ちいいよ。
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