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【ギラヴァンツ北九州観戦記】信じて待った、ホーム初勝利。【2021J2リーグ第15節大宮アルディージャ戦】

こんにちは、ぎらりょうです。
ようやく。
ようやくやりました、ホーム初勝利。
長かったぁーーーーーーーーー……
本当によくやってくれました。

こんなに嬉しいのは、やはり信じ続けたからかなと思います。
この「信じる」っていうのは、サポーターはもちろんなんですが色んなところに表れた試合だったなと思うのです。

例えば勝ち越しゴールの場面。
佐藤亮は誰かからボールがくると信じてあの場所に待っていたし、大悟は誰かが走ってくれると信じてあの場所にボールを蹴ったわけで。
そういう「信じる」、もっと言えば「信頼関係」が見えたいいゴールだったと思います。

とか言ってたら試合後インタビューでも「信じる」というワードが出てた!
なんか嬉しいですね、こういう考えたことが選手の意見とつながるのは。

そしてこの「信頼関係」、今日の試合では各地で見られたのが大きいと思ました。
その中でもこの写真の場面。

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ギラヴァンツの選手が倒れて試合が止まっていた時、大悟と針谷くん、生駒くんの3人がボールの動かし方や出すタイミングなどを念入りに話し合っていました。
そしてこの3人が、今日の試合を決めました。
大悟は素晴らしいカウンターパスを、針谷くんは素晴らしいコーナーキックを、そして生駒くんがそのボールを決めたのです。

こういった選手たちが一つの方向を定めて戦った結果が、今日の勝利を引き寄せたのだと思います。

また攻撃だけではなく守備の場面でも「信じる」場面が幾度もありました。
前半終了間際、サイドからの低いクロスをクリアしようとしたが、運悪くゴールに飛んでしまいオウンゴールとなった村松くん。
DAZNを見たらわかるんですが、後半同じようにオウンゴールになるかもしれないボールを出されていましたが、その対応を任されていました。
それも他の選手が村松くんを「信じる」場面ですし、村松くんも自分のプレーを「信じて」チャレンジできたんだと思います。
いや本当に村松くんの度胸はすごいなと。
前半の嫌な記憶もあるだろうに、それでもチャレンジを続けるハートの強さ。
これこそルーキーイヤーからずっと起用されている理由なのかなと思います。

そういった選手間で「信じた」結果が今日の試合なのだと思います。
ですが、完勝!という試合でもなかったのは課題だなと。
まずはやはりチャンスがなかなか増えない。
前半は狩土名くんがいい動き出しをしたことでシュートまでもっていけた場面がありましたが、それでもまだまだ足りない。
得点こそ3点あげましたが、今後も狙えるような得点は1.5点かなと思います。
1点はコーナーキック。
セットプレーが選択肢に入るのは大きい変化だと思います。
もう0.5点は2点目。
結果的には前に出すぎた大宮GKが足を滑らせてしまったという偶然が大きな要因だったので0.5点分は再現性が薄いかと思います。
ですがもう0.5点分は今後も狙っていい動きだったと思います。
守備の段階でカウンターを狙うポジションをとる前線の選手。
そしてそこにパスを出す選手。
この2つが揃えば得点機会の増加を狙えますし、この脅威は相手の攻撃を鈍らせることもできる両得の策になりえると思います。

対して守備はとても食いつきがよかったと思います。
あそこまで食いついて守備ができるのであれば、相手にとってこれほど嫌なことはないでしょう。
ただしクロスバーに3度当たっていることも踏まえると、もっと前の段階で刈り取る必要があるのかと思います。
ですがこれもこれまでの試合で段々あがってきている部分でもあると思います。
攻撃も今日いよいよ実を結ぶ得点を決めることができたので、このまま勢いをつけてもっとチャレンジできる環境になったと思います。

そうやって上昇気流に乗っていくことを、サポーターとして「信じたい」と思います。
おあとがよろしいようで。
それではまた次のホーム戦後にお会いしましょう!


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