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#08 愛を教えてくれた人

前回の記事を夜に読み返したら
いろんな気持ちが浮かんできたから
そんな心を私にくれた人たちについて
もうちょっと書いてみることにした

私の今まで生きてきた人生において
『心の支えだった人』と
『立ち直らせてくれた人』と
『愛を教えてくれた人』と
『期待しないことを教えてくれた人』
…そんな人たちのこと

今回は『愛を教えてくれた人』について

愛を教えてくれた人

恋に恋していた中学生までの私が
高校生になり初めて年上の人に恋をした話

その人はバイト先の大学生
とても面倒見が良くて
誰に対しても平等で
責任感があって
みんなから好かれていた

「こんな人になりたい」

そんな気持ちからはじまった「恋」だった
(長くなるのお付き合いの流れはここでは書きません)

お付き合いすることができても
卒論の研究で会う時間もあまりなく
いつも夕飯を作って持って行って
食べながらおしゃべりするのがデート

そして、3月
彼は大学を卒業して
就職が決まっている地元の大阪に帰って行った

高校2年生から遠距離恋愛
月一で交互に広島と大阪を行き来して
会えない週末にはSkypeで何時間も話した
それでも寂しくて、毎回別れ際に泣いた

新社会人で大変で辛い時もあったはずなのに
そんな素振りも見せないで
いつも私を気にかけてくれる
私より断然大人な彼

そんな完璧すぎる彼にもちゃんと欠点があって
その欠点を含めて彼が大好きだった

ただ一緒の空間にいて
気配や体温を感じれるだけで幸せ
そんな感覚も初めてだった

彼のためならなんでもできると思った
抱きしめている時が一番幸せだった
ダメなところまでもが愛しかった

彼とは2年半付き合って別れた
(別れた理由も長くなるので割愛)

後にも先にも彼以上に
気持ちが揺さぶられる人はいない
好きの上に行ける人がいない

尊敬から始まった「恋」を育んで
この人のためなら…と思えた経験を
「愛」と呼ぶのかはわからないけど
私の中での唯一で、絶対の気持ちがあった

そう考えてみると彼のおかげで
初めての「恋」をして
初めての「愛」を知ったのかもしれない

今でも大好きだから
よくヨリを戻せばと言われるけど
そういうんじゃなくて
ただ、大好き
きっとずっと大好きのまま
家族みたいな感覚

彼のことを家族みたいに想っているのは
きっと彼には「愛」をもらったし
私も彼を愛していたし、今も変わらない

彼に出会えてよかった
彼のそばにいれてよかった

今の私を作っている大きな要素が
彼との時間だったりすることを
とても感謝しているし
これからもずっと尊敬してる

彼との出会いは
私の人生を変えた出会いだったと思う

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