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中原淳一の哲学と品格1

(画像は中原淳一の「それいゆ」からこの時期に届くはがきです)

今日は、中原淳一好きを公言しているデザイナー ケイタマルヤマの
ほぼ日インタビューから抜粋。


今っぽく言うとすれば「スーパーマルチクリエイター」
物資のない戦中・戦後のあの時代、編集長として
『それいゆ』や『ひまわり』をつくっていただけでなく、
アートディレクター、デザイナー、
イラストレーター、スタイリスト、
ヘアメイク‥‥
本当に、おひとりで何もかも、やってらっしゃった。

キャリアのスタートが
人形作家だった‥‥ということも、また、ビックリでした。
10代の少年が、いきなり「お人形でデビュー」!

ぜんぶ自分でやりたいって思う人はたくさんいるでしょうけど、
実際にやれる人って、めったに、いないと思うんです。
それに、ぼくが淳一さんを好きなところって、ものをつくっていただけじゃなく、
暗い世の中に、光を灯し続けていたことなんです。
戦前から戦時中、戦争直後と、ともすれば飲み込まれてしまうほど、
大きな闇みたいなものと向き合いながら、当時の女の子たちに、
光を灯し続けてきたというところが、素晴らしいと思っていて。

つくり出すものもすばらしいけれど、内面的・精神的なものや道徳観、
人としてどうあるべきかという信念をもとに、
あれほどの、ファンタジーのような作品をうんだ淳一さんのすごさって、
むしろ「哲学」の部分だと思います。
だからこそ、いつの時代にも響くんだと思います。

女の子の絵がかわいい、素敵、
お洋服がすばらしい‥‥だけでなく、
そこに込められた
彼の思想や生き方に共感するんです。
女の子たちに向けた雑誌をつくって、
女の子のためのファッションを提案していましたけど、
女の子が‥‥というより、
人として、何が清くて何が品なのかを、
問うていたような気がするんです。
品格‥‥というんですかね。
まずしい時代に美しくあるためには、
やっぱり、
美しい心を持たなきゃならないって、
そういう思いが、
彼のベースにあったんだと思います。
まずしい時代に美しくあるためには、
やっぱり、美しい心を持たなきゃならないって、
そういう思いが、
彼のベースにあったんだと思います。
お金がなくて花が買えないのならば、野に咲く花を摘んで飾りましょう、
それが、あなたの心を豊かにするんですって、丁寧に教えているんです。
あの感じ、ぼくは、今の時代にこそ必要かもって思うな。
彼のエピソードですごく好きなのが、館山かどこかで、おしゃれとは無縁な
漁村の貧しい女の子たちの髪の毛を、毎日いろんな形に
結ってあげていたという話なんです。

私は、約10年程前にある本から、中原淳一を知って

広尾の「それいゆ」いってからのファンです。

日頃生徒さんに「内面がにじみ出た物が外見」、と

伝えていますが、私が中原淳一の作品が好きなのも

内面からあふれる哲学や品格をかんじているからなのかも

しれない、とデザイナーのケイタマルヤマさんのお話で

気がつきました♪

           ★

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※1度決めると、金額訂正できないようなのです※


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