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〜「暮らしのデザイン」のはじまりアーツ・アンド・クラフツとデザイン展〜鑑賞♪

植物モチーフは昔から好きである。
ベランダ菜園で季節の花やハーブを育てていた
こともある。
忙しくなったとき家族の協力が得られず終了。

色彩学→パーソナルカラーを学んだら
すべての色は「青み寄り」「黄み寄り」に
2大別される、と知った。

それを発見する元になったものは葉っぱ。
自然光が当たっている葉の表面は、
「黄みがかって見えて、光の当たらない裏面
の葉は青みがかって見えた」。
(色彩論・配色論は多くの科学者が発表して
いるけど、確かこれはルード。
この配色を「ナチュラルハーモニー」という)

ウイリアム・モリスを知ったのも色彩学から。
「身近な生活の中にこそ美が必要」と唱え
モリス商会を仲間と作った。

19世紀のイギリスは急速な近代化が進んでいた。
そんな状況に危機感を覚えたモリスは、大量生産
では決して作れない、美術品にも負けない上質な
日用品の数々を作り出していく。

彼が生み出したのは、単に部屋を飾る品ではなく
生活・生き方にまで通じる強い信念に貫かれた
「暮らしのデザイン」だった。

この考え方に共感した多くのデザイナーや建築家
たちが共鳴し発展したのが
「アーツアンドクラフツ運動」

イギリスで始まったこの動きは、没後にも広がり
続けヨーロッパ全土、アメリカにまで広がった。

有名建築家の1人であるフランクロイドライト
彼もモリスの影響を受けている。
ライトが建築した旧帝国ホテルは、関東大震災
や老ちく化などの影響で、1968年惜しまれつつ
取り壊された。

宴会場「孔雀の間」に合わせて作られたピーコ
ックチェアも展示されていた。
ティファニー・スタジオのランプも素敵でした。

モリスデザインの中でも人気の「いちご泥棒」。
背景色の藍色が綺麗です。
手作業の藍染にとてもこだわったそうです。

自然と植物の細やかなテキスタイルデザイン。
丁寧さと上品さを感じ心惹かれます。
多才な才能持ったスーパークエリエイター♪
自然と調和するデザインと考え方を尊敬します。

パンフレット
パンフレット
パンフレット
ハンコで作るマイしおり


もったいなくて使えない♪
ロビーにあった創作椅子



※ウィリアム・モリスは1834年3月24日、
ロンドン郊外に生まれた。
62年の生涯を通じ、大きな理想を掲げて
創作活動に打ち込んだ芸術家。アーツ&
クラフツ運動に影響を与えた近代デザインの
父であり、画家、詩人、出版人、社会主義活
動家など各分野で偉大な功績を残した。

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