初日に「劇場版 ドクターX 」鑑賞してきました♪
※画像はドクターXのボールペン。山吹色のスワロフスキー?のキラキラビーズが入ってます※
…世の中には、理不尽なことがたくさんあり過ぎる…。
特に日本は、男性優位の男社会が長ーく続いている.....。
女性が組織の中で働く大変さ、
良いことをやっていても、浮いて見える【出る杭は打たれる】現象、
本音と建前の違いetc。
なぜ私が「ドクターX」に共感するのかその訳を少し語らせて下さい。
昭和の時代に自分には向かない、と思いつつもわけあって幾つかの会社で
事務や秘書、
加えてアルバイトも色々経験した。
東京で生きる一人の女性として、いろんな場所や人にもまれてきた。
お茶汲みは当たり前、カラオケ(当時はスナック)でおじさんとデュエット、飲み会や社員旅行の宴会ではお酌するのが普通。
ハブられたこともあった。
後輩が来れば仕事を教える訳だが、
陰で泣いたりされると、私がいじめているように見える。
決して厳しく教えていたつもりはないが、教えたことを理解しているか
一つ一つ丁寧に確認するという余裕は、20代の私には無かったかもしれない。
別の会社でも、上司に嫌われたことがあった。
移動した部署に、若くチャラチャラした印象の女子社員がいた。
仕事が遅くミスも多い。
ある日、上司に呼ばれてその子の仕事を手伝ってくれないか?と頼まれたが、自分の仕事をしながらその子の尻拭いのような仕事をする気はさらさらなかったので、断った。
するその日まで、猫撫で声をかけてきていた上司は無表情になり、私の送別会も欠席したのだった。
前置きが長くて失礼しました。
♪ドクターXの冒頭の言葉にはいつも痺れます♪
〜これは一匹狼の女医の話である。
(省略)
たとえばこの女、
群れを嫌い、権威を嫌い、束縛を嫌い、専門医のライセンスとたたき上げのスキルだけが彼女の武器だ。
外科医・大門未知子、またの名をドクターX〜
(群れ、権威、束縛は私も嫌い)
そして決め台詞
【私、失敗しないので】
更に、
「医師免許が無くても出来ることは
【いたしません!】
難度の高い手術をおこなう医療ドラマはシリアスだ。
ドクターXは、演技派のベテラン俳優陣が脇をかためていて
ユーモアとあっけらかんとした明るさも盛り込みながら、しっかりとしたストーリーになっている。
今回は、スケールが大きくハラハラドキドキ、そして涙を誘い 最後にほっとさせてくれます。
上映時間の128分が早く感じられました。
未知子の意外な子供時代や
未知子を育てた晶さんとの過去からの関係性も明らかになります。
難易度マックスの手術にも果敢に挑戦します。
非現実的なところもありつつリアリティーがあって見どころ満載です。
医師として、ピンヒールにミニスカートが大門未知子の定番ですが
古い組織に対して「なめんなよ!」という心の声を感じます。
そして手術後に必ず患者の胸に手を当てて確認する優しさ。
テレビドラマとして、ずっと見ていたわけではありませんが、プライムビデオでシリーズを観て引き込まれました。
先日お亡くなりになった西田敏行さんの遺作でもあり、大門未知子の生みの親である「名医紹介所」の神原晶役の岸部一徳さんは、元「ザ・タイガース」(グループサウンズ、あだ名はサリー)のメンバーだったので親近感があります。
ストレス解消、スカッとしたい方、
どんな方にもお勧めです♪
※TOHOシネマズ新宿て鑑賞しましたが、当日の鑑賞チケット提示で
ビル内の飲食代が5%OFF※