Record.154 《 魔神 編 10 》●鏡のチカラ ●鏡をしてからの変化 ●久しぶりにプランネッツさん現る
● 鏡のチカラ
ナカムーの後ろにはひっきりなしに呪術師。
ナカムーはその度にインフルエンザのような体の痛さと、足やお腹に力が入らなくなり、強烈な眠気に襲われる。
毎日のようにヒーリングしながら、延命している感じだった。
ナカムーをヒーリングした後に、ふと『鏡をもった方が良い』と言った。
前にお守りに小さな八角の鏡を渡していた。
それを常にもって欲しいとナカムーに言った。
せっかくだから、私が鏡にエネルギーを入れて渡す事にした。
『本気出すわ!最強のお守りを作ってやるぜぇ~~~!』
何とか現状を打破するべく、『ナカムー専用最強お守り』を作り始めた。
カタカムナを使って術をかけながらエネルギーを込めた。
『できたー!!』
鏡をネックレスにして、お絵描き中のナカムーに『つけてみて!』と持って行った。
ナカムーが鏡を身に付けた瞬間、ナカムーのオーラから黒いのが弾け飛ぶのが見えた。
………………(゜_゜;)
そして、ナカムーのオーラがみるみる白くなった。
すぐに呪術師や魔物がナカムーのオーラを破ろうとしてるが入れなくなって、焦っていた。
なんか、思いの外うまくいったかも………。
次の日。
『お守りすげー!!!本来の自分が戻って来た!!なんか無敵やねんけどー!!』
めちゃくちゃ元気なナカムーがいた。
『呪術ないってこんなに楽なんや( ;∀;)俺ってこんなに元気なんやああああ~~~( TДT)』
わーい!わーい!と喜ぶナカムー。
すまぬ、ナカムー………。
呪術かけられすぎて、呪術かけられた状態が通常運転になってしまった我々よ………。
ナカムーが元気になり、打開策が見つかって一安心。
毎日ナカムーが死なないか、常にヒーリングモードで神経を磨り減らしていた私も気が楽になった。
『これって、定期的に補強した方が良いんかな?』
と、ナカムーが言うので、
カタカムナで作ったから、ナカムー自身が補強できれば一番良いなと思って、
『ちょっと、カタカムナ唱えてみてよ。唱えれるじゃろ?』
『うん』
ナカムーに鏡に向かって唱えてもらった。
すると、
なぜか、鏡の霊力が落ちてしまった。
『やっぱ実ちゃんがやらないとダメなんじゃない?』
『そうなんかなあ?補修するわ~』
と、鏡を預かった。
鏡を外した瞬間ナカムーは、また体の痛みに襲われた。
『ぬああああ~~!!体痛いよう~~~!!( TДT)早く、早く鏡~~!』
ナカムー、コントかと思うくらいさっきとは別人。
私『ご飯食べてからじゃ…あかん?(笑)』
ナカムー『ムリムリ!早く( TДT)』
ついにナカムー眠気にまで襲われ寝室でダウン。
ナカムーが寝ている間にせっせと補修。
だけど、昨日より上手くいかない……。
なんか、感覚がおかしい。
疲れてるからかな……。
なんとかエネルギー絞り出して補修して寝てるナカムーに付けた。
『あ、ありがとう………』
死にかけてるナカムーは鏡を付けた。
今日は、ナカムーしばらく寝そうだな………と寝室から出て数分後。
『元気になったー!!!!散歩行こう~~~~!!!(≧∀≦)』
と、ナカムーが起きてきた。
『嘘じゃろ………(ー_ー;)ほんまに?』
『ほんまに!めっちゃ回復した!(笑) 鏡ヤバいなあ!』
いや、効いてるなら安心だけど、極端過ぎて怖いわ(;゜∀゜)
私達は、散歩に行った。
ナカムーの後ろに誰か見える。
闇は入れないはずだから、誰だろう?生き霊やけど軽いから知り合いか?とナカムーが見てみたら、
なんと、
私だった。
私がナカムーに憑いていた。
●鏡をしてからの変化
ナカムーは鏡を付けだしてから、世界がクリアに見えると言った。
ナカムー『世界はこんなに美しかったんやな( ;∀;)』
アニマさんもハッキリ見えるらしい。
使命とかも思い出したと言っていた。
ナカムー『体も、お金がないのも全部呪術のせいや。それがハッキリわかった』
こういう事を言うとスピ系の人に何て言われるかは大体分かる。
スピ系じゃない人達には『言い訳してる』と思われるだろう。
私は、
『そうやで』
と言った。
闇側のタブー領域に踏み込んで、
『普通に生きれると思うなよ』
って数々の呪術師から怨念呪術を食らっている。
普通に生きれるなんて思ってやってない。
でも、ナカムーは私と離れれば普通に生きれるはずなのだ。
本来の自分を思い出してナカムーは嬉しそうだった。
私は鏡を定期的に補強した。
● 久しぶりにプランネッツさん現る
仕事に行ったナカムーからLINEが来た。
【なんか、オーラの周りで戦ってるなー思ってよく見たらプランネッツさんおった!!めっちゃふざけてるけどバリ強い、イカれた強さや(笑)】
プランネッツさんとは↓↓↓
プランネッツさん初登場はこの記事の一番下↓↓↓《小実の正体》
ナカムー【プランネッツさんが変顔してタハッ!って言った瞬間、黒いの2体破裂した!
スキップしたり空中回転したり躍りながらバンバン倒していってるのがヤバい(笑) プランネッツさん楽しみすぎてて誰も倒されへんよ】
私【自動でそんだけヒーリングしてくれてたらめちゃくちゃ楽だなワタシ】
ナカムー【これヤバいよ(笑)カフェラテ飲んでる(笑)
ストローで飲むたびに満面の笑みでぷハァーっ!て言ってる】
じつは私は、カフェラテが大好物。
プランネッツさんが好きだからなのか、私が好きだからなのか……分からないが、カフェラテはどちらも常飲しているよう(笑)
ナカムー【プランネッツさん波長合わすのちょっとムズいわ。トリッキーすぎて(笑)たぶん向こう側の人、認識できてないよ。
急に周りの悪魔達が破裂していってる!?何で?!わけがわからん!ってなってると思う。エミイ神とはまたちょっと違う強さやわ】
前にナカムーが2度ほどプランネッツさんの世界に遊びに行った事がある。
1回目は『何しに来た?帰れ』と塩対応。
2回目行った時は、トリッキーな結界が張られてて辿り着けなかったと言っていた。
ナカムー【あとさ、タアー!!!って言って正拳の構えで走ってたで(笑)】
私【絶対、ふざけてるやん】
ナカムー【ふざけてるな(笑)】
ナカムーがプランネッツさんに、
『そこはどこなんですか?』
と、聞いたら、
『実ちゃんの世界だよぉぉぉぉ~~~~~~』
と、子供みたいに言っていたらしい(笑)
私の中には、3歳児魂がある。
スピリチュアル的にはインナーチャイルドってやつかもしれないが、私はインナーチャイルドを癒そうと思った事がない。
むしろ、3歳児魂を大事にしている。
だからプランネッツさんはこの闘いを楽しめていると思う。
ナカムーは、
『楽しむ事が最強やねんなあ……』
と、呟いていた。
余談。
宇宙戦争の時に、途中から戦争には気まぐれにしか参加しなくなっていたプランネッツさん。
一度ナカムーに呼び出してもらった事があったが、プランネッツさん激闘の中でマイペース。
魔方陣を書くから、神様達がステイ状態になり、神様達がゲームのキャラみたいにユラユラ動きながら、
『早くしろ』
って見守ってる状態がシュールで笑えた。
プランネッツさん、マイペースだが破壊力はヤバいので、魔方陣をゆっくり書いてたかと思ったら、周りの悪魔は壊滅していく謎の戦闘力。
隙だらけで隙がない。
キャラ的にイメージが昔見てた漫画のキャラに似てるなあ~と思って探したら、
漫画のタイトル『魔神英雄伝説ワタル』。
魔神つながり(笑)
そして、似てるキャラの名前が『ヒミコ』という、謎のシンクロだった。
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