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1日3食とまとめ食い。健康的なのはどっちか?

健康的な食生活。
子供の頃から1日3食こそが正解だと思っていました。

みなさんは1日3食食べていますか?

実は僕は1日3食にしています。
厳密にいえば、朝と夕の2食、昼はナッツ類を食べて過ごしています。


いつから1日3食がいいと言われているのか


バランスよく栄養を取るためには1日3食が良いと言われています。

しかし日本では江戸時代より前は1日2食であったそう。
なぜ江戸時代あたりから1日3食になったかというと、照明用の菜種油の流通が始まったからで、人の生活スタイルが変わったことに原因があるようです。


現代は1日3食が適当か?


江戸時代の食事を想像してもらえればある程度予想はつくと思います。
食事は質素なものが多く、豆腐とか、大根とかがメインです。
肉などの良質なタンパク質は庶民は食べれませんので、栄養価は現代と比べると低いのは当然ですね。

我々アラサーの親世代だと、子供の頃とかはあまりいいものを食べさせてもらえない家庭も多かったらしいです。1950〜1960年頃から徐々に景気もよくなり、僕らが育った1980年頃からは食べるものに困ることはあまりないですよね。

そう考えると、江戸時代は頑張っても質素なものしか食べれなったのに対し、現代はお金がなくても、牛丼やら、スーパーの売れ残ったお弁当やらで、ある程度の栄養はしっかりとれます。

そうすると、3回に分けて栄養をとる必要あんのか?となってきますね。


体を全く動かさない現代人


食事で必要なカロリーは運動量を用いて計算します。

身体活動レベルという指標があり、
デスクワーク中心の人と、立ち仕事中心の人とで1日の必要カロリーを比べると約30%くらい変わってきます。

例えば僕は、身長174cmで体重65kgくらいのアラサーですが、看護師で立ち仕事オンリーなので約3000キロカロリーくらい必要になります。

しかし、看護師からデスクワーク中心の生活になると、約2200キロカロリーほどで十分になる計算です。

2200キロカロリーというと、牛丼の並盛が700キロカロリーくらいなので、3食牛丼で1日分終了です。定食の味噌汁とか、漬物とかそういうのをプラスすればもっとカロリーは高くなりますし、他にジュースやお菓子などの間食もとれません。

これは男性の体格で計算しているので、女性でデスクワークなら牛丼並盛2食でギリギリです。


生活の強度をあげるか、摂取カロリーを減らすか問題。

本日の論点は1日2食がいいのか、3食がいいのか。

簡単に結論を出すならば生活レベルが立ち仕事中心で強度が高い人は3食でも可。

しかし、ある程度食事量には気をつけないとすぐにカロリー摂取過剰になります。

デスクワーク中心の人は、仕事が終わった後に運動する習慣を身につけないと少量の食事3食でないとカロリーのとりすぎになります。


運動習慣は難しい

運動習慣ってかなり困難だとおもいます。僕はサッカーを社会人になってもやっていた経験があるほど運動が好きですが、習慣とそれは別。

毎日30分ジョギングと決めたら、雨の日を境にやめたりします。

毎日少しのことでいいから続けるのが習慣化する上での鉄則です。

それなら1日3食を2食にすこしづつ移行するのがおすすめ。

いきなり開始することは難しいと思うので、朝夕はいつも通り食べて、昼食を1週間かけて9割→8割→7割と減らしていく感じ。

これをやることで僕は1日2食に移行することができました。


まとめ

現代人は絶対的に運動量が減っていながらも、栄養量は十分たりています。運動習慣が作れるなら話は別ですが、栄養の取りすぎで肥満になるよりは1日ののカロリーをすこしづつ減らすことをおすすめします。

ちなみに、運動習慣が作れるならそれが一番ですよ!


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