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未来への漠然とした不安を整理する方法

未来への漠然とした不安を整理する方法

「未来への漠然とした不安」は、誰もが持ってしまうことがあるものです。
時には、心に重くのしかかり、毎日の生活に影響が出ることさえあります。
多くの場合、この「漠然」という部分が、曖昧で掴みどころがなく、不安を増長させています。
この「漠然」を整理することで、少しでも心を軽くする方法がありますので紹介します。

まず未来への不安を「変えられる?」と「いつ?」の二軸で考えます。
「変えられる?」は「変えられない未来」「変えられる未来」の2つに分けます。
次に「いつ?」は「近い将来」「遠い将来」の2つに分けます。「近い、遠い」がどの程度かは、自分の感覚で構いません。例えば、「近い」は、数日以内でも、1か月以内でも、自分の感覚で近いと思う期間で構いません。

図版にすると、次のようになります。ここに不安な出来事を当てはめていきます。どこに当てはまるか、考えながら当てはめていく過程で、不安な出来事が整理されて、今の自分にできること、できないことが分かってきます。漠然とした不安の正体が明らになり、少しでも心を落ち着かせることができる方法です。

未来への漠然とした不安を整理する方法1

未来への漠然とした不安を整理する方法 上級編

この方法には上級編があります。
「変えられる?」の軸に、「変えられるかも、変えられないかも」を足します。そして「いつ?」の軸に、「いつかわからない」を足します。
この項目が追加されることで、まったくどうなるか分からない未来の出来事も当てはめられるようになります。より広い範囲の不安な出来事が整理できます。

未来への漠然とした不安を整理する方法2

但し、明らかにすることで、過度に不安になることがないように気をつけてください。余計に不安になる場合は「変えられるかも、変えられないかも」「いつかわからない」の項目は使用されない方が良いでしょう。

未来は何が起きるか分かりません。思い通りにならないことの方が多いのかもしれません。それでも、しっかり心を備えておけば、いざという時に後悔する選択をしなくて済むと思うのです。

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