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「メンタルの病気じゃなくなった自分」と向き合って一年。

こんばんは。
先日イチョウがキレイだな〜と思ったら落ちていた銀杏を踏んでしまい、めっちゃ臭かったです。

どうも、みそまる。です。


さて。
適応障害が寛解してから一年ちょっと経ちました。
寛解後自分がどんな感じで過ごしたかを振り返りも含め、ちょっくら書きたいなと思います!

私自身について

私は2021年夏に前職で仕事の強いストレスにより、適応障害と神経症性抑うつ状態、不眠症と診断され半年間休職しました。

休職中はうつ症状は比較的落ち着いていましたが、復職が近づいた途端また悪化してしまったので退職を決めました。

薬の減薬、断薬。からのメンクリ卒業

メンタルクリニックへの通院は約一年半でした。
服薬は一種類でしたが、頓服で抗不安薬と睡眠薬が処方されていました。
頓服はたまに飲むくらい。

退職後今のカフェに転職が決まってからは、働く環境が良かったのかうつの再発は全くありませんでした。

メンタルクリニックの先生からは「その調子なら減薬、断薬しても良いかもね」と言われ、何も考えず「えマジで?あざーす!」的なノリでやることになりました。
おいおい私ちょっと軽過ぎやないか?

「寛解後自分はどうなっていたいか?」とか1ミリも考える事なく、始めた気がします。

断薬は最初の一週間がとてもしんどかった気がします。ザワザワソワソワしたり突然泣いたり。
その後も何かと不調が続いた気がしますが、自分の体調と向き合いながら、運動したり仕事に集中して紛らわせたりしました。

ダメだったらまた先生に言えばいーや!位の気持ちだったので、なんか気づいたら断薬を乗り切っていた感じでした。
断薬に真面目に向き合い過ぎないのが逆に良かったのかもしれません。(私にとって)

断薬から2〜3か月経過後、特に大きな不調も見られなかったので無事メンタルクリニック終診となりました。

ちゃんちゃん。

ちなみに通っていたクリニックの先生は、時間をかけて真摯に話を聞いて下さり、前向きな言葉をかけてくれたりととても良い方でした。
ここまで来れたのも良い先生に巡り会えたからかなとも思ったりします。

寛解したからって終わりじゃない!

いや、ちゃんちゃんじゃないのよ!
ここからが私の人生第二章なのよ!

だって今まで「メンタルの病気がある自分」に守られてきたのだもの。
気づけば、それは弱くて何もない自分を守るための看板(という表現が適切かな)になってました。

私のフォロワーさんも「病気ですっていう間は何者でもない自分に悩まなくてすむから」と記事に書いていらっしゃいました。

本当その通りで、私自身この一年は「メンタルの病気は治ったけど、何もなくて人より劣ってる自分」に悩まされていました。

人と比べては自分は何も実績がない。
大した事ない自分。
もう良い大人なのに何やってんだろう。

とにかく悩みまくっては落ち込んだりする事が多かった気がします。

寛解後はパァーッ!と明るい世界が急に広がるわけでもなく、変わらない日常。
寛解した瞬間何か大きなものを得られる訳ではないし感情の波も落ち着いているから、人によっては「つまらない」と感じるようです。

私も、うんうんその感覚めっちゃ分かる!という感じです。

けど私としてはこの一年悩みまくり落ち込みまくりが多かった一方、学ぶ事もめちゃくちゃ多かったので、寛解後はある意味面白くて新たな発見が多いなと感じました。

noteで色んな人の記事を見たり職場のお客さんとたくさん話したり、とにかく明るい夫(←!?)と話したり。

あ、自分はこのままで良いんだと気づいた。
「今」を楽しんでいるし、周りにも恵まれている。
美味しいもの食べたり旅行したりライブ行ったり。
それが楽しくて幸せなんだよ。

時間をかけて私なりの小さな幸せを見つけた気がします。

「今」が一番良い

私にとってはこれに尽きます。
大きな気分の落ち込みも減ったし、ここ一年でかなり体力も付いてきた。
自分は何もないわけじゃない。たくさんの学びを得た。

適応障害発症前の自分に戻りたいなんて1ミリも思わないし、やっぱり「今」が幸せなんだと思います。

ここまでくるのに時間は掛かりましたが、これからもまた色々悩んで学んで時に楽しんでという感じなのかなぁと思います。

成長したな、私。
自分をたくさん褒めてあげようっと!


長くなりましたが、読んでいただきありがとうございました!

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