ネガティブ傾向な自分が嫌な人に呼んでほしい記事

ネガティブな傾向にある方は、ネガティブな自分を責めがちではないだろうか。まず、そういった方々に伝えたいのは、「自分を責めないで、まずはありのままの自分を受け入れてほしい。」ということ。

ネガティブはダメで、ポジティブが良い、と耳にすることがあるが、果たしてそうなのだろうか。

私は、ネガティブとポジティブは、表裏一体のような関係だと考えています。人は、ポジティブとネガティブのどちらか一方だけでは、疲れ果ててしまうのだと思います。このような考えに至った経緯(ある友人との話)を以下に書きます。

「ポジティブ思考」は、もともと私にとってハードルの高い言葉に感じていました。

「どうせダメかもしれない。」この言葉がこだますると、ポジティブはより遠い存在に思えていました。

ところが、かつて私のある友人が、うつ状態になってしまったことで、ポジティブとネガティブに対する価値観が変わりました。

彼女は、「ポジティブ」が口癖のTheポジティブ人間でした。私がネガティブな発言をする度に、「ネガティブやなぁあ!」と渇をいれるような人でした。

しかし、ある日彼女の様子がおかしくなっていたのです。
「外にもでれない、人にも会いたくない」と言うようになってしまったのです。

話を聞くと、常にポジティブでいることに疲れてしまったのだそう。段々、弱い自分も認めれなくなり、突如自己否定感に苛まれたのだそう。ポジティブでない自分は「悪」だと。

私は、常にポジティブで居続ける彼女に憧れていたのだが、何とも言えない気持ちになった。

ただ、私にとっての彼女は、ポジティブでも、そうでなくても、色々な悩み事を相談できる友の1人だったので、「悪でも何でもない。○○(友達の名前)は、○○に変わりないよ。」そう言って、自分で栽培した大根をあげました。(家庭菜園が趣味なので笑)

この言葉がきっかけなのかどうかは本人にしかわからないが、ポジティブが口癖だったのが打って変わり、割りとネガティブな事も話すようになりました。以来、また普通にご飯食べに行ったりするようになったのです。

私は、前向きになるときもあれば、後ろ向きな時もある。


でも、そんな自分が好きなのである。

今の自分があるのは、ネガティブな思いと向き合いながら、ポジティブに行きようとし、コツコツここまで来れたから。

ポジティブで居続けるのは、すごいと思うが、ネガティブな自分は、おそらくあなたに「少しは休め」と言っているのだと思う。

そう思うと、ネガティブな自分の一面も、愛おしくなるのではないだろうか。

ありのままの
自分になるの。(アナ雪より)

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