７インチ盤専門店雑記550「トノバン」

ドキュメンタリー映画「トノバン 音楽家加藤和彦とその時代」が本日公開になります。少し前から常連さんのうち何人かの方が話題にしておられました。加藤和彦も、北山修も、サディスティック・ミカ・バンドも、名前を知っている程度なので大人しくお話を伺っておりますが、皆さん結構お好きなんですね。

それでもヘッダー写真の「あの素晴らしい愛をもう一度」は歌わさせられた記憶もありますし、少しは７インチ盤が売りボックスにあります。また加藤和彦関連は中古盤の相場がかなりお高くなっておりますから、見つけたら仕入れるようにしておりました。…もちろんお安く手に入るときだけですけどね。

まあ、それでも「帰って来たヨッパライ」は家にありましたし…。同世代的にはミカ・バンドとか好きな方が多いのでしょう。

北山修の詩（歌詞）に関しても有名曲は当然よく知る世代です。ジローズの「戦争を知らない子供たち」や、はしだのりひこの「花嫁」といった有名音源もありますね。個人的には「北山修作詞集」というEP盤でちょうど都合がいいかといったところです。

今回の映画を機に７インチ盤はなにがあるか？お客さんから求められる前に在庫確認でもしておくかとゴソゴソやっておりました。そして「何かまだ持っていたような気が…」と思っていたら、資生堂の販促盤が出てきました。…何気にいろいろありますね。

ついでに関連音源はと調べたら、「春夏秋冬」や「結婚しようよ」までアレンジやらで関わっているんだとか…。なかなか凄いですね。

冒頭で書いた通り、名前は知っているという程度で、あまり通ってこなかったアーティストさんです。今回、いろいろおさらいができてよかったかもしれませんが、やはり自分の世界とはチョイとかすっているだけという気がします…。

…名曲ですね。