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7インチ盤専門店雑記326「Piety Street」

ジョン・スコフィールドの「パイエティ・ストリート」、大好きなアルバムです。アナログ云々を抜きにすれば、Top10入りするかもというほどに好きなのですが、…つまりアナログが手に入りません。2009年リリースですから仕方ないという気もしますが、気が付いたときにはもう猛烈なお値段になっておりました。…再発してくれませんかねぇ。CDでも8000円とかしていますから、再発も望めませんかね…。

何だかんだ言ったところで、これはキーボードのジョン・クリアリーのアルバムと考えた方がよろしいかと思います。内容的にはジョン・クリアリーのアルバムにジョン・スコフィールドがゲストで参加しているような印象です。その他のメンツもニュー・オリンズの名うてが揃っております。ベースはジョージ・ポーター・ジュニアですからね…。もうそれだけで買いです。

実際、この時のメンツで東京JAZZに出演したことがあるのですが、キュー出しはジョン・クリアリーの方でしたしね。演奏が始まったらキーボードの音が出ないという痛恨のミス(まあこの時期の東京JAZZは毎度、毎度、毎度、そんな感じでした)をやらかしていたのが忘れられません。でもいい演奏を聴かせてくれましたけどね。

この2年ほど、アナログ盤でお届けするというラジオ番組をやっていた手前、CDしかない盤で好きなものは、見て見ぬふりしてましたからねぇ。というか、普段新規情報を仕入れるYouTubeで気に入ったものでアナログ盤がリリースされていないものって、当然ながらいっぱいあるわけで、そろそろそういった方面の音源についても書いて行こうかなと考えていたり…。7インチ盤専門店をやっているといっても、古い音楽ばかり聴いているわけではありませんからねぇ…。まあ、本来の7インチ盤の品出しついでの雑感に戻りたいとも言えます。

そんなわけで、本日は我がラジオ番組、中央エフエム「さらまわし・どっと・こむ」の最終回収録でございます。おつかれ~、おつかれ~!


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