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【受験の話】「基本」大事にしてますか?

大学生の期末シーズンは浪人時代とは違った意味での緊張感があるなあと感じているGingaです!!

今回は去年の浪人生活を基に、夏休みを迎える受験生の方々に向けた受験勉強のアドバイスをしたいと思います!!

それでは行きましょう!!!

基礎固めは夏までに完璧にする

夏休みの行動はその後の受験勉強に大きく影響する。

部活を引退したばかりでしかもそこに学校祭があったりして気持ちが弛みがちな季節であるが、楽しみ終わったらしっかり切り替えなければいけない。

そんな夏までに絶対終わらせなければいけないのは基礎固めである。

大学受験の試験問題は応用問題ばかりが並ぶが、応用というのは基礎の上に成り立っている。

至極真っ当な事実であるが、この事実を忘れて実戦問題ばかりに取り組んで結局地力がつかなかったということは非常によくある。

意外と雑になってしまうところだが、ここを丁寧に取り組むかどうかで今後が大きく左右される。

基礎固めを雑にすると…?

私は浪人を経て大学生をしているため、基礎を雑にした現役時代と基礎を丁寧にした浪人時代でどちらの経験も語ることができる。

そういうわけなので、まずは基礎固めを怠った現役時代の話をしたいと思う。

基礎を雑にした結果、高校3年の私はどんな現実を目にすることになったのか?

まず授業についていけなくなる。

今まではその場しのぎでやりこなしてきたものでも、受験はそれらを総合したもの。

その場しのぎで確たる知識になるほど世の中は甘くない。

受験に向かって日々レベルアップしていく仲間たちをよそにこちらは今何をしているのか一切分からないという酷さだった。

それでも基礎力のなさに気づけなかった(見ないフリをした?)私がその現実を知るのは共通テスト本番であった。

比較的易しい難易度ではあったが、地力で劣る私には当然難しく、平均を大きく下回り偏差値もおそらく40程度だったであろう(科目によってはそれすらも下回っているかもしれない)。

基礎を丁寧に取り組む期間はおそらく夏しか残されていないのでここを雑にすると間違いなく最後までその影響を引きずることとなるのだ。

基礎固めを徹底した場合

ではそんな高校時代と打って変わって浪人時代はどうだったか思い出してみたい。

4月に予備校生活を始めてからずっと基礎固めを極めてきた。

英語に至っては中学レベルにまで遡った。

そんな春を越えた後の夏はそれらのまとめである。

英文法や英単語、数学の公式は導出まで丁寧に覚え、着実に力をつけていった。

ただこの時期はかなり心が折れそうな時期でもあった。

なぜなら基礎固めの成果はすぐ目に見えて現れるものではないからだ。

「ちゃんとやっているのにできない、俺のやり方は間違っているのか?」などと考えることもあった。

ただ、予備校の先生にアドバイスを貰いながら、定期的に自分の勉強方法を修正しながら少しずつ基礎固めから実践へとシフトしていった。

最終的に私の学力は秋頃から一気に急成長を遂げた。

現役時代の苦手科目であった英語に関しては偏差値を20近く上げ、完全に稼ぎ頭へと昇華した。

共通テストでは難易度が一気に上がった中で前回よりも大きく点数をアップさせた。

夏で粘りきるためには?

そういうわけで夏をやりきった場合とそうでない場合では雲泥の差ができるわけであるが、それだけ大事な夏を乗り越えるにはどうすればいいのか書いていきたいと思う。

1 睡眠時間を確実に確保する

夏は暑さとの戦いである。

健康状態が良くなければ当然生産効率が下がるため、健康を保つことは必須である。

そこで睡眠時間の確保が大事になるのだ。

私の場合適正睡眠時間はおよそ8時間だということをこの時期に掴み、それだけの時間は確実に睡眠時間として確保していた。

そうすることで眠い目をこすりながら勉強することは減った。

さらに、寝る時間と起きる時間を完全に固定することで一定のリズムを持って生活できるようになるのでおすすめである。

ただ、一日中集中して勉強していると眠くはなる。

そういう時によくエナジードリンクで何とかしようとする人をみかけるがそれは最後の手段にしておいて欲しい。

あれは体力の消費者金融とも言えるような存在であり、効き目が切れた後の疲れはあまりにも大きすぎる。

問題ないのであれば、眠ければ潔く仮眠するということが究極的には一番である。

2 誘惑に勝とうと思わない

人間というのは弱い生き物である。

誘惑があればすぐに負けてしまう。

夏の誘惑は多い。

海、甲子園、音楽フェス、旅行…思いつくだけでも片手では収まらない。

また、夏に限らず部屋のマンガやゲームは大きな誘惑である。

結論から言うとこれらの誘惑に勝つことはできない。

ではどうすればいいかそれは「勉強を誘惑にする」ことと「適度に誘惑に負ける」ことである。

まず前者について説明したい。

私の浪人時代はこれをテーマにしてきたようなものであるが、勉強を自分の生活の中での楽しみにしてしまうのである。

今まで嫌なものとして取り組んできた勉強であっても、その真髄は非常に面白い。

知る楽しさを自ら感じてそのまま勉強を誘惑にしてしまえばいいのである。

楽しいと感じる時は自分が上手くいった時だろう。

そういう意味でも基礎固めは機能する。

基礎問題でできる感覚を養っていくのである。

私はそれで勉強が好きになった。

そして後者である。

これは言ってしまえばチートデーを作ったりすることである。

私はこの時期一日だけ一切勉強しない日を設けた。

その一日で友達と旅をしてきた。

簡単に言えば息抜きというやつである。

これの効果は絶大で、次の日以降は一切の邪念なく最後まで受験勉強を駆け抜けた。

最後に

いつもより長くなってしまいましたが今回はここまでです!!

勉強はもちろん今でも好きですが、今考えるとよく飽きずに毎日勉強できたなあと去年の自分に感心します。

部活を引退して今からスタートだという人もやろうと思えばある程度のレベルであれば急成長することはできます!!

まずは頑張っている自分を信じて本気になってみてください!!

それでは以上ありがとうございました!!!

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