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お菓子を主食にしていたのはメンタルブロックが理由だった


少し前まで法事で実家に帰省していました。

で、その帰省中に「どうして私がお菓子を主食にしてしまうのか」の理由がわかりました。

知らないうちにメンタルブロックしていたんだなあ。

原因は実家での生活と親子関係でした。

 



お菓子が主食


私は昔からお菓子ばかり食べちゃうタイプ。

昔よりは落ち着いたのですが、今でも気を抜くと1日3食お菓子で済ませることもあります。
3食のいずれかをお菓子で済ませることはしょっちゅうあります。

大学生になって一人暮らしをした当初は

朝→プリン
お昼→セブンイレブンのごまスティック
晩→かりんとうやビスケット

なんてのが当たり前でした。かなり偏ってますね…

でも当時は「野菜ジュースも飲んでる」「カロリー値は適正だよ」なんて言っていました。

なのでそれはもうしょっちゅう友人や周りの人にも食生活ちゃんとしなよとよく言われていました。
自炊くらいしたらどうなの?とかもね。

今でも仕事が忙しい時は3食カロリーメイトにしたりしてしまいます。

あとはご飯があるのにお菓子を買って、それでご飯を食べた気になる、なんてことも。

こういったお菓子や栄養バランス食品で済ませてしまうのは


・自炊がめんどくさい
・ひとり暮らしなのでキッチンが狭くて自炊しにくい
・安いから
・食事の時間をほかの時間にあてたい
・後片付けが嫌い(食器洗いが嫌い)


というのが理由だと思っていました。

…が、実家に帰って「実はもっとほかに原因がある」ということを痛感しました。

根深い、私にとって蓋を開けたくないことが関係していました。


何故それに気づけたか


現在私は華の休職期間中。
いやほんと、休職してから自分のやりたいこと沢山やれるから楽しくて…華の休職期間です。ほんとに。

そんな最近のマイブームは今までの私なら絶対やらない、触れてこなかった
「スピリチュアル系YouTubeやブログを見る」
「潜在意識の掘り下げをする」

こと。

その中でもスピリチュアル系YouTuberのKIKOさんのコンテンツがお気に入りです。


元々自分の人生が七転八倒で内観したり、気持ちや思考を整理するためにノートに書く(ジャーナリング)はやっていました。
それをさらに深化させられるような発信が面白くて。
あと地に足ついてる説明とか、フワフワしすぎてない、主語が壮大過ぎないところが好き。


法事で自宅待機しなきゃ行けないことが多かったので、その合間にブログ記事も全部読んだりしてました(笑)


元は転職活動や今後の人生について考えるためのいい刺激になればと思っていたのですが、帰省して親との衝突がまあまあ多く。

なんでいつもこうなるの!?どうして昔から変わらないの!?という不満が絶えず。


その都度なんでこんなことを小さい頃から繰り返してるんだろう?私はなんで昔と変わらず傷ついたままなんだろう?と、親との関係を掘り下げる機会が増えました。
 

そんな中で出てきた不満+掘り下げが
「食べ物に関すること」でした。 

 


思い出してしまった地獄の食事事情


ほかの記事にも書いたのですが、実家は物の扱いがずさんで、特に冷蔵庫の中身や食べ物の扱いは本当に目も当てられないほど。

いつも冷蔵庫(National製)を開くと、傷んだ食べ物、腐った食べ物、いつのものか分からない食べ物、賞味期限が切れたものがパンパンに入っています。

食べ物はタッパーではなくお皿に直接ラップをした状態で、お皿を積み重ねるようにぎゅうぎゅうに詰め込まれています。

うちは父が料理をするのですが味は美味しいのに

・大量に作る
・半額商品を買い占める
・傷んだ食べ物をそのまま出す
・変な創作料理をする
・作ったらそのままラップせず冷蔵庫に入れず放置
・食器類は絶対洗わない
・残り物や作り置きを「残飯処理」という

という特徴があります。
ちなみに母は家事の類は洗濯しかできません。

私は小さい頃からこれらが本当〜〜に嫌で…!

美味しくて傷んでなくて
「残飯処理」なんて言われないものが食べたい。

そう思っていました。

加えて、私が学生だった頃、父親は会社に弁当を持参していたのですがそのお弁当箱もひどいもので。

その時の弁当箱は夜20時とかまで洗わず放置。

当時屋外での仕事だったので、完食してると言えど食べ物の傷んだ臭いが本当にひどくて。

高校時代まで私が食器洗い+掃除担当だったので何度もそれが原因で親と口論しました。

見た目も綺麗なものとはいえないし、悪臭はひどいし、宿題やテストよりもそれが最優先。 

毎日吐くのを我慢しながら、えずいて泣きながら食器洗いしていました。

今では笑い話ですが、本当に食器洗いが嫌いで。
その拒否反応なのか、25歳くらいまで食器洗いの時だけ両腕がすごくかゆくなるという謎の症状もありました。

今でも食器洗いが億劫なのでひとり暮らしだけど食洗機が欲しいです。

やりたくない、と拒否しても
せめてもう少し楽にしてくれ、改善してとお願いしても


「じゃあお前食べるなよ、もう飯抜きだ」
「誰が養ってると思ってる」
「長女なら家の手伝いして当然だろ」
「玄関の前に袋吊りされるのと島送りにされるのどっちがいい」
「口答えだけ達者になって」
「何様のつもりだ、子供の分際で」

なんて言われながら殴られ、蹴られの毎日。
女の子だからか顔とお腹は避けてたっぽいんですが、その分頭メインで暴行されてたんですよね。手足は痣になると「家庭内暴力受けてるな」って言うのがすぐ分かるのでそこも避けてた。暴行されるのは服で隠れる太ももの付け根、背中あたり、頭。 

暴力を受けてもなお抵抗すると、水をかけられたり下着を剥がされて家の外に出されたりとか身体のマッサージをしろ、ムダ毛処理を代わりにしろ、白髭を1本1本毛抜きで抜け、みたいな意味わかんない要求が続く→暴力のエンドレスだったので本当に為す術がありませんでした。 


もうあの時とは違うのに、帰省してた期間は3週間と長かったからか、嫌な思い出がだんだん湧き上がってきました。

実家の冷蔵庫の中身も、冷蔵庫も、相変わらず話が通じない両親も、無力だったあの頃と変わらないんだもの。
あ、暴行はさすがに無くなりましたね。


先日も、父お手製の傷んだ食材ばかりで作られた明らかに傷んでる時の酸味が特徴のお蕎麦を食べながら

「どうして美味しいものを美味しい時に美味しく食べることが許されないんだろう」
「お菓子買ってきて食べたいなあ」

と思いました。



掘り下げした結果


掘り下げて言った結果、私にとって自炊や家庭料理は

・家族の愛情を感じたり、家族団らんを象徴するものではない 

・ご飯という表現より残飯処理が当たり前

・親の愛情でつくられているのにもかかわらず自分が傷ついたり苦しむもの

・食べなきゃいけないけど食べたくない

・それなのに食べることを拒否できない 

・食べた後には汚いものに触れるか、暴力が待っている


という苦しいものだと気づきました。

それがブロックになって、お菓子ばかり主食にしてしまうのだとも。

お菓子ばかり食べてしまうのは

・親の愛情でつくられていない
→加工食品、人が作ったものじゃない
→それなら残しても自分の心が比較的傷つかない
→罪悪感をあまり感じない

・自分が食べることで傷ついたり苦しまない
→傷んだり腐っててお腹壊さない
→お菓子だから美味しいのは保証されている 
→市販だから品質の保証がある

・自炊じゃないから1回で食べきらなくていい
→保存期間が長い→傷みにくい

・残しても保存が効く

・お菓子を食べる・食べないは自分で判断できる


からなのだと気づきました。

おまけとして、私が自炊をしたくない理由もここに関係しているのだと気づきました。

掘り下げをしていく中で、自炊をすることは 

大量に作りすぎて食べ物を粗末に扱う原因になったり
自分が手間暇かけて作ったものを「残飯処理」として
傷んでいるものを他人に食べさせて困らせること。
そして見た目も臭いもきついものの後片付けが待っている


ものだと認識していたんですね。

だから自炊をしない(したくない)のだと気づきました。
私と父親は違う人間なのに。 

父親がやってきたことが丸ごと全部わたしもわたしに対して同じようにしてしまうんじゃないか、って無意識で感じていたんだなあ。 

今までの経験が食事に対するトラウマになり、食事や自炊に対するネガティブなイメージから逃げるようにお菓子を食べていたのだなあと思いました。


だからかな、私他人の家で出されるものは食べられるんですが、自宅に人を招いて料理を振る舞うことに苦手意識があります。
手作りのものを人に食べさせられないし、弁当を持っていくのも無理。

衛生的に大丈夫かな、お腹壊しちゃわないかな、人様の体調崩れたらどうしようというのが怖くて。


あとは高校時代、焼肉屋とレストランでバイトしていた時にすごくしんどかったんです。臨機応変にオーダーに対応しなきゃ行けないこともしんどかったけど、それ以上に廃棄の食事を見るのが苦手でした。それがあるから、飲食系は今でもやりたくないです。


余談ではありますが、私はアセンダント牡牛座。

牡牛座は金星が支配星。美しいもの、心地よいもの、楽しいもの心がときめくものを求めます。

だからこそ美しくない、心がときめかない食習慣に対してすご〜〜く嫌だったんだな。

偏った食習慣は金星が蠍座でデトリメント(減退)なので、そこが由来かなと思ってたんですが、理由は過去にありました笑



私の場合極端ですが、このブログを読んでくださっている方の中に

・自炊が出来ない、したくない

・お菓子ばかり食べてしまう

・食べ物のこだわりが強い

なんて方が居たら、子供の頃の食生活や食習慣でのネガティブなイメージが根深く残っているのかもしれません。 



掘り下げ方・ブロックの外し方はこんなかんじ


参考までにどういう感じで掘り下げていったか書いておきます。


①悪癖をピックアップする(自己・他者両方)

②関連する昔の出来事を思い出す

③客観的にどんな事だったか書き出す

④それに対してどう思っていたか、どうしたかったのか書き出す

⑤②に対して、出来事を反転させる→私はこうして欲しかった、こうがよかったetc.が浮かんでくる

⑥④を見ながら今の私ならこうする!を考える


このことに気づいた翌日も、

「食べ物は沢山残ってるから残飯処理からして」

と言われましたが、掘り下げのおかげか

「沢山あるのはありがたいけど、せっかく作ったものを残飯処理って言って食べるのやめようよ。美味しいものを美味しく食べられるような量を作る方がお父さんも料理楽しいよ」

と言うことができました。

少しずつでも小さい頃からの「こんな家嫌だ」を解消していきたくて、本当に恥ずかしくて悔しいことだけど思い切って書きました。 

やっと外にだせた。 


ここまで読んでくださりありがとうございました。
少しでも参考になれば嬉しいです🍀



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