11月13日

ランチ後にガムをもらいポケットに突っ込む。歩いているうちに足裏に違和感を覚えて、見てみると吐き捨てられたガムが靴底にくっついていた。無様に味も色もなくなったくせ、人の靴にしつこくくっついて執着し続ける。誰かの行く末かもなと心の中で嘲笑しながら、ポケットのガムをきゅっと握りしめる。


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