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今の社会で役に立つ、じゃ遅すぎる。

こどもの教育法の変化や学校の教育改革が必要になるのは「実社会」に応じて、社会で活かせる能力を身につけたり、その子の自己実現のための学びを提供する事が大事なのだろうけど、

こどもたちにとっての「実社会」っていうのは今のこの社会じゃなくて。

少なくとも10年以上後の社会なんよ。

文科省が出す教育方針の策定なんかは、もちろんそういうことは議論されてつくっているだろうけど、それが県や市や学校におりてきたときに、みんな気がついてないと思う。
どっちかいうと、いま現場で必要になる即戦力を育てようとしてる。

大学や専門学校ならまだわかるんだけどそれだって本当に役に立つのは今の世の中の流れをみて先になにがあるか考える力だから。

なのに小中高の教育で即戦力を意識してたら、彼らが大人になったときに「10年前なら役に立った人材」になっちゃうのよ。

ICTの活用で学校でのタブレットの導入がまだ検討中とか、授業に活用してる学校凄いとか言ってるけど、今から10年以上先の世界で活かせる技術とかリテラシーを身につけないといけないのに「導入すべきかどうか」を議論してるなんてあまりにもナンセンス。

危ないからって包丁持たせずに料理教えるようなもん。汚れるからって絵筆持たせずに絵画教えるようなもんだよ。

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