短い循環よりも「巡る」という感覚を。
本来自然の「循環」とかは長くて範囲の広いサイクルが多い。
なのに、エコとかリサイクルといったらサイクルが短くて早いことが良いことのように思われているよね。
この早い=良いという価値観が結局人間の都合で、エゴなんだな。
政策だからとか予算を使わなければいけないとか、結果を出さなければいけないとか、良いことだから広めなければいけないとか。
「環境にいいことをしよう」は、だんだんと「環境に良いことをしなければいけない」になり、「環境に良いことをしないなんておかしい」へとエゴが膨らんでいく。
そして、それに目をつけた人たちがどんどん儲けるだけのビジネスにしていく。
エゴなエコ、になっちゃうのだ。
と言ってもぼくは、結果的に人が動いて良いことが増えるなら、それがどんなきっかけでどんな手段でも構わないと考える方。
なんだけど、「早いから良い」だと無理が出やすくて、関わる人も本質を無くしちゃって手段ばっかりに振り回されるようにおもう。
たとえば、循環ていうものの感覚をすこし変えたらどうだろうか。
おなじ物事がめぐるしくみでも、
「巡る」の感覚で、そのうち戻ってくるくらいで考えたら丁度いいんじゃないかと思う。
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