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不調は、からだとこころが「表現」してる

僕は33歳のときに、次々とおかしな体調不良に見舞われていた。このころは長いこと患っていたパニック障害が落ち着いていて、日々健康のつもりだったんだけど。

あるときから喉の痛みと微熱が何週間もとれなくなって、加えてふらつきやみぞおちの痛みが続いたので内科に行った結果それは「逆流性食道炎」だった。大病ではないけれども、ここからずっと持病になった。

またそのとき、肺のレントゲンで医者に「これ、ウソ書いたでしょ」と言われたのがタバコの本数。そのときは1ミリを1日5本、多くても10本は吸わないのに、肺がヘビースモーカー仕様になってると言われた。

すると、そこから3ヶ月後に咳が止まらなくなり、咳き込むと気管が閉じて息が吸えなくなった。アレルギー性の喘息と言われて、まさかこんな歳になって喘息ってなるんだ、と思った。

同じころ頭皮に吹き出物ができては潰れてかさぶただらけになった。首や肘や膝など汗をかきやすいところがアトピーのようにかぶれ出した。

また20代の前半で嘘のように止まっていたはずの偏頭痛も再発して、毎日フリスクみたいにバファリン飲んでいた。

過敏性腸症候群もあるんだけど、これは小さいときからなのでもう慣れっこ。ちょっと緊張するとすぐお腹がゆるくなる。

なんであんなに併発したのか、詳細はいまでもよくわからない。処方された薬で改善されても次々に違う不調が現れてくる感じだった。

なんらかのストレスで身体にでてくる「病気」とか「不調」というのは、自分の心と体からの表現なのだと思う。
メッセージなんだよね。

今ならわかるけれど、身体もこころも薬で治して欲しいわけじゃなくて、ただゆっくり休んだり、ストレスから遠ざかりたいだけなんだ。

でも、僕らは鈍感で、ストレスを解決しないまま、対処的に薬で治そうとする。でもこれは治すというよりも、症状抑えたり、麻痺させるにちかい。その間に自然治癒してもらうためだ。けど、そもそも治す力が足りないときはどうにもならない。

症状が治ると、一見治ったように見えても、こんどは別のところから「表現」が始まる。次々と疾患が出てきたのも、それかなあと思う。

「違う、その方法じゃないって!」
という、身体と心からのダメ出しなので、
それに気がつくまでずっと
なんらかの不調が続いてしまう。

薬じゃなくて、なにか根本的に変えないといけないというメッセージなのだろう。

僕の場合は、一回の食事の量を減らして、あえて間食を取るようにしてよく噛むようにしたら、食道炎はある程度おさまっている。

糖分を徹底的に減らして、塩や醤油など調味料をいいものに変えて、徐々に喘息もおさまった。

タバコは自然にやめられた。

シャンプーとボディソープ類をやめて、牛乳石鹸のみに。強い洗濯掃除用洗剤をやめて素朴な洗剤にしたところ、頭皮湿疹やアトピー肌もおさまった。

仕事場に出入りしている鍼灸師さんからのアドバイスで、徹夜仕事で寝不足でも朝起きる時間を同じにして朝日を浴びるようにしたところ、偏頭痛もかなりマシになった。

これらの結果、良いこともあり、
冬の極度の冷え症が勝手に治った。

これは、みんなに当てはまることではないですけど、体質が変わって困ってる人は、変わってしまった体質に合わせた環境づくりが大切だよ。

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