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任期付職員(国家公務員)という働き方

例えば、8月16日時点で内閣府迎賓館の任期付職員を募集しています。書類審査と面接1回で上手くいけば迎賓館で働く事ができます♪ 外国の国家元首や政府の長などの国賓にお目にかかれる可能性があります。

迎賓館赤坂離宮

私の場合は、高卒で役職も無く、平サラリーマンとして20年以上働き、気づくと40歳を超えていました。仕事で何か世の中に貢献できることもなく、年齢的に転職も厳しく人生終わったと思い途方に暮れていました。どうせ働くなら経験したことのない仕事をしてみたいと思い、ダメもとで国家公務員の任期付職員に応募し、内閣府に採用されました。ここでは任期付職員という働き方ついて説明させていただきます。

任期付職員とは


改めて、任期付職員について説明します。公務員試験を受ける事なく、書類審査と面接等で公務員として働く事ができる制度です。また、高度の専門的な知識経験等を有する民間人材を採用するため、特定任期付職員という高額な給与が支給される制度もあります。
私は、年収を下げてまで転職は考えていなかったため、特定任期付職員に応募しました。

高度な専門的な知識とは

特定任期付職員の場合は、高度な専門的な知識経験が求められます。例えば、弁護士等の士業という高いハードルもありますが、それ以外にもシステムエンジニアが有するコンピュータシステムに関する専門的な知識経験等もあり、私のような高卒でも条件によっては、応募することが可能です。

給与

特定任期付職員の月給とボーナス(月給の3.35ヶ月)に加えて地域手当が支給されます。東京の場合は、月給の20%が地域手当として支給されます。号俸は、専門的な知識経験又は識見の度、従事する業務の困難及び重要の度に応じて決定されます。

給与体系

任期

5年以内です。一生勤務することはできないため、その後、民間企業に転職する事を想定して応募先を検討する必要があります。

勤務時間

1日7時間45分で、土・日曜日及び祝日は、もちろんお休みです。休日出勤や残業などもありませんでした。私は任期付職員の間に、社会人大学院に通い、卒業することが出来ました。これも残業がなく、平日の授業に通う事ができたからです。

休暇

年次休暇は年20日与えられます。普通に取得できるため、プライベートを優先することが出来ます。

採用ページ

任期付職員の募集は、以下のサイトから確認することが出来ます。
但し、常時募集は行われていないため、定期的にサイトを確認し、応募条件等を確認して応募してください。
応募期間が短くフットワークが必要とされます。私の場合は、募集サイトを確認したのが金曜日で次の水曜日が応募の締め切りだった為、必要書類を準備して速達で提出した経験があります。

防衛省
デジタル庁
外務省
経済産業省
財務省
総務省
環境省
内閣官房 
内閣府
人事院 

採用人数

任期付職員の採用者数は、令和2年度が566人で年度末の在職者数は1753人でさまざま省庁で働いています。

ここからは、私が体験談になります。私の場合は、3年間内閣府に勤務していました。ご興味のある方は、記事をご購入いただけると嬉しいです。

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