お金持ちになったら幸せになれるのか 6/5

こんにちは
今も新型コロナウイルスと戦っている医療従事者の皆様に敬意を表します。

今回はこの記事について取り上げさせていただきます。

幸せはお金で買えるのか

よく「将来はお金持ちになって幸せになるんだ」といいますよね。私も早くお金持ちになりたいと日々考えています。しかし、「幸せはお金では買えない」とも言われます。収入が増えても幸せになれないんでしょうか。皆さんは幸せをお金で買えると思いますか。

お金持ちが幸せとは限らない

結論から言うと、収入の増加と幸福度は比例しません。この記事によると、ギャラップ社が調査を行ったところ、年収が7万5000ドルを超えるまでは、収入が増加すると幸福度が上昇していきます。しかし、その増加率はどんどん減少していき、年収が7万5000ドルを超えてると、幸福度の上昇は止まってしまいます。記事の中で前野隆司氏はこの年収7万5000ドルのことを幸福の壁と呼んでおります。

日本の水準に置き換えて考えると、年収500万~600万が幸福の壁にあたるといわれています。つまり、幸福の壁を超えると収入が上がっても幸せに感じません。お金持ちの人間がみんな幸福とは限らないのです。

この記事を読んで

私が気になったのは、日本の平均年収がおよそ440万円という点から見る幸福の壁についてです。幸福の壁(500万~600万円)が平均年収(440万円)より高いということは、日本人の多くの人が収入の増加が幸福度の上昇につながっているということです。このような現状ならば、収入の増加すればするほど、幸せになれるという流れになるのもわかります。

私は幸福の壁はある程度満足に暮らせる収入だと感じています。言い換えると、少ない収入は幸せを損なわせる要因だということです。幸福の壁を越えなくても、ある程度の幸福を感じることはできますが、収入が減少すればするほど、その幸福度の減少幅は大きくなっていきます。つまり、収入は幸福の要因ではなく、収入の少なさが不幸の要因となっていると思います。

みんなが幸せだと感じてほしい

人の幸せはお金によって決まるものではないと考えています。幸福だと感じるにはどうすればいいのか、考えることが重要だと思います。その際、幸福と満足を混合してはいけません。ぜひ、実際の前野隆司氏の記事もお読みに待ってください。今一度、幸せを考える機会になるといいと思っています。

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