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空売りとGameStop株とは 1/30

こんにちは
投稿本数が200本超えていました。

今回はこの記事について取り上げさせていただきます。

株価は下がっても儲かる

一昨日もコロナ禍における投資に関しての投稿を行いましたが、株式投資は単純で、株式を買ったときよりも高くなった時に売れば、利益が出るという風に考えると理解できます。

そうすると、株式が上がらなければ利益が出ません。株価が上がらなければ投資は成功しないことになってしまいます。しかしながら、株式の売買には多くの種類があり、そうではありません。

株式が下がった時に利益が出る「空売り」という手法が存在します。現在その空売りに関してウォール街を震撼させるような事件が起こっています。いったい何が起こっているのでしょうか。

空売りとは

記事の中では、GameStop株の高騰によって起こった一連の出来事から、株式の空売りに関する解説とGameStop株に関して現在起こっていることが解説されています。

空売りの仕組みというのは記事で分かりやすく紹介されているのですが、空売りした株は株価が下がることによって利益が出ます。しかしながら、利息等があるため長期間借りれないのが問題です。

時間をかけてしまうと、多額の利息が発生るために利益が出せなくなっていきます。それにより空売りの際は、株価が上昇すると早期で損切りするのが一般的なのです。

GameStop株に起こった出来事

営業不振のGameStopという企業の株を機関投資家が空売りしていたのに対し、個人投資家が結託してGameStop株を買い、株価を高騰させたのです。それにより一部の機関投資家が多額の損失を出しました。

GameStop株の高騰をその他関連性のない個人投資家も着目し、さらに株価が上昇していきます。その株価はGameStopの経済状況を考慮した際に妥当な価格とは言えない状態で、483ドルを記録します。

しかしながら、株式トレードのプラットフォームがGameStop株の取り引きを制限してしまいました。最高値を記録したその日のうちで株価は一気に急落してしまいます。一時は最高値から70%も下がってしまいました。

空売りのリスク

そこから、GameStop株の制限は徐々に解除され、現在その株価を上昇させています。個人投資家による機関投資家への反乱のようなものだったのです。

株取引プラットフォームのGameStop株の制限によって多額の損失が出たとして、訴訟を検討している個人投資家もいるようです。このニュースで分かることは空売りのリスクの大きさです。

空売りで得られる利益は現状の株価を超えることはありません。株価がマイナスになることはないからです。しかしながら、株価はどこまでも高騰することができるためリスクが大きいのです。



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