【Review】6月の洋書
3ヶ月かけて、1冊の洋書を読んだ。
5年前に発売されたビジネス書で、アメリカで800万部売れている。ミリオンセラーだ。
私はこの本には深い思い入れがある。
3年前にオーストラリアを横断したときに、同乗していたフランス人の女性が車の中で読んでいた本だ。
タイトルが、なんとまあ、下品だった。試しに入力したGoogle翻訳では「性交を与えないという微妙な芸術」と出てきた。笑
その後、帰国してから、ばか売れしている本だと知ってAmazonで買って、すぐに挫折して、そのまま放置していた。
最近、心を奮い立たせて読んでみた。
とてもいいことが書いてあった。
本レビューは、自身の拙い英語力ながらも、なんとか、1冊の英語の本を、人生初めて読み切った自分への記録である。和訳の正確性・信憑性が低いが自分がいつでも立ち戻れるようにこの記録を残す。
なお、読み終わってから、日本語訳の本が出ていることを知ったため、興味のある方はぜひこちらを参考にしていただきたい。
要約
感想
この本には、私がこれまでの経験で全く気がつくことができなかった重要なことが2つある。
まず、「自分以上に大切なものをどれだけ作れるか」、「より大きなモノの構成要素として自分が存在していることを信じられるか」人生の面白さはここにあることだ。
幸せは得るものだと思っていたけど、与えることだと気づかされた。
だってGiveしてても、やっぱりand Takeでしょう、って思っていた。愛するものを持つことそれ自体に幸せを感じたら、大人になったということかもしれないな。
二つ目に、中学生の時にカバンの中のマリファナが見つかって退学したり、両親が離婚して見ず知らずの街に引っ越すことになったり、パーティーでふざけて友人が帰らぬ人となった経験を持つ著者は、「人生は問題解決」という。
人は「問題」を避けようとするけど、その人の問題こそが個性であるし、無理に意識高く希少人材になろうとしなくてもすでに希少だよ〜ってことを知った。もういいんじゃん、好きに生きれば。自分で決めてこ。終わり。
励みになります。