【断酒～習慣を変えて人生を変える〜】DAY2

飲みながら散歩

台風一過、すっきり晴れて気持ちのいい午後だった。3日前までなら、午後からハイボールかワインを片手に代々木公園のドックランを着地点に表参道や原宿あたりを２時間くらいかけて散歩するところだ。当然家に帰ってきたころには、せいぜいジャンクなつまみを作ってドラマを見るくらいしかできなくなっている。ところが、今日は８時に起きてしまったこともあって、朝からベッドシーツの洗濯から始まり、玄関タイルの目地の補修とかこれまで気になっていたことをあれやこれややっているうちに夜になってしまった。酒をやめたら時間が余ると思っていたらむしろ色々やりたいことが出てくるので余計忙しくなるというのを誰かが言っていたが、確かにそうかもしれない。もしくはふらっと散歩など行くとつい飲みたくなるので、青い空と公園の緑を窓越しにチラ見しながら、忙しさで飲みたい気持ちを紛らわせていたのかもしれない。

店で飲むのも好きだし、家で飲むのも好きだが、屋外で飲むのが最も好きだ。公園BBQでビール、ビーチベッドでピニャコラーダ、プールバーでモヒート、温泉でぬる燗、カフェのテラスでワイン、花見とか花火とかお祭りの屋台とハイボール、挙げだしたらきりがない。新入社員の時は職場のお花見の場所取りは、張り切って朝から陣取りに行った。みんなが来る頃には結構酔っぱらっているが、それでも部長にねぎらわれて、ジャパニーズサラリーマンはなんと素晴らしいんだろうと思ったことを覚えている。

また、酒を片手に散歩するのも好きだ。例えば、パリではワイン、ニューオーリンズではバーボン、いずれも紙袋に忍ばせてチビチビやりながら散歩した。欧米に比べてアジアは屋外で飲むことに寛容だが屋台とかであって、いわゆる路上飲みの充実度は東京が最もすごいと思う。飲みながら歩いていても問題ないし、あちこちにコンビニがあって切れたらすぐに相当なバリエーションでアルコールが手に入る。ビール、ハイボール、日本酒、ワイン、ウイスキー、手っ取り早くクラクラしたいなら、9％のストロングゼロや、チャミスルのカクテルなんかもある。日々の散歩は炭酸水で代用できる気がするが、ビーチとか花見とかのハレの場で我慢できるかはまだあまり自信がない。

断酒とダイエット

飲酒量は尋常でないほど多いが、へべれけで動けなくなるまでの時間は比較的長いので、散歩したり、踊ったり、歌ったり、カロリーは消費している。運動も嫌いではないので、酒飲む前に時間があるときはジムに行ったりしている。それでもやはりジムに行って必死で筋トレして有酸素運動をしても、帰り道のコンビニから飲み始めてしまうと、アルコールのカロリーから使いだして、それも使いきれず蓄えられ、さらに食物のカロリーはまるまる脂肪になっている気がする。ぱんぱんに張っている腹を見ると皮下脂肪もそうだが、内臓脂肪がやばいレベルだと思う。せっかく断酒をするので、我慢ばかりではなく成果もあった方がいいので、御多分にもれずダイエットも絡めたいと思う。理屈からいけば、酒をやめれば、アルコールでのカロリー摂取が減るのに加え、酔っぱらって思考停止状態でキッチンで展開される真夜中の炭水化物祭りがなくなるので摂取カロリーは減るはずだ。

今オムロンの体重計で測った結果は、体重 74.60kg、体脂肪 25.0%、内臓脂肪レベル 11level、骨格筋率 33.4%、基礎代謝 1,633kcal、BMI 25.2%

となっている。理想体重は67kgなので、そこを目指して断酒の節目と言われる2週間後と3か月後に定点観測を行いたい。