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秋ピリカグランプリ2024に向けて

みなさまこんにちは
初めましての方は初めまして
geekです。


 ピリカグランプリは、掌編小説を対象にしたnoteでの私設グランプリです。これまでに4回開催され、いずれも100作品以上もの応募が集まった、創作のお祭りです。

第1回−1第1回−2
第2回
第3回
第4回

ピリカグランプリ 過去作品


 note公式では、今年も20,000字以上の小説を対象にした創作大賞が催され、去年を大きく上回る盛り上がりとなりました。

 一方、私設のピリカグランプリは800〜1200字までの掌編が対象のお祭りです。no+eでの創作のつながりを広げるお手伝いをしたい、というイベントでもあります。
 これまで回数を重ね、皆様のおかげでどんどん良いイベントになってきたという実感があります。過去、ピリカグランプリにご応募いただいた方がnote公式の創作大賞へも素晴らしい作品を次々と投稿されているからです。


 さてわたくしはご縁ありましてピリカグランプリにおいて3度目のゲスト審査員をさせていただくこととなりました。今回も気を引き締めまして、ご応募いただく作品と真剣に向き合います。
 皆様の作品に向き合うにあたっての軸は、これまでの2回と変わりません。
2022夏ピリカのこころがまえ
2023春ピリカのこころがまえ

 ものがたりにはふたつのことが求められるように思います。

ひとつめに、自身の思い描く世界、感性に導かれて現れる世界を過不足のない言葉へ定着させること。
言葉とはそもそもあいまいなものです。日常生活においては、同じ言葉であっても受取り方が違うことで、人は戸惑ったり失敗することもあるでしょう。
 その言葉のあいまいさを豊かさという次元へ引き上げて、書き手のイマジネーションを言葉へ封じ込めようと挑戦することが、すてきな創作につながるのではないかと思います。

ふたつめに、内容にふさわしい日本語で綴られること。
言葉は、ものがたりを成り立たせるために必要な道具です。その道具を尊重することで、内容にふさわしい日本語の引き出しが開き、五感を刺激するものがたりの創出へつながるように思います。

2023春ピリカのこころがまえ より


 よいものがたりは、書かれる内容にふさわしい日本語で綴られていますし、それを読んだ人の記憶や体験に触れるものだと思います。そして、どうやっても感想を言いたくなる、誰かに薦めたくなるものでもあります。

 1200字が集まる秋フェス、たくさんの作品に出会えますように。
ご応募お待ちしております。

geek 拝



追伸
 全ての結果発表後に今回も「蔵出し」やります。



🔽🔽 募集要項はこちら 🔽🔽


◼️募集要項概要

お題 「紙」
 800 〜 1200 字
 (文字数カウント方法やハッシュタグ等の詳細は、
 上記リンクでかならずご確認ください)

◼️募集期間

10月4日 (金) 0時 ~ 10月9日 (水)23時59分

◼️受賞作品発表

11月2日 (土) 
今回は、「読者が選ぶピリカグランプリ」もあります!

◼️ 受賞本数

審査員個人賞
 (1000円サポート)  × 10本
すまスパ賞
 (500円サポート) × 6本
読者賞
 (100円サポート) × 3本