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ギガプライズが提案する集合住宅向けEV充電インフラ「テラチャージ」

こんにちは。ギガプライズです。
 
今回は、ギガプライズが新たに提案を開始した電気自動車の充電インフラ「テラチャージ」について、ご紹介します。
 
サービスを紹介する前に、電気自動車や充電設備について簡単にご説明します。


電気自動車や充電設備のアレコレ

ここ数年で「カーボンニュートラル」という言葉をよく耳にするようになりました。
「カーボンニュートラル」とは、温室効果ガスの実質的な排出がゼロになった状態を指し、日本政府は2050年までに実現を目指す、と宣言しています。
 
「カーボンニュートラル」に向けた取り組みの中で一番身近なのが「電動車」で、日本政府は「乗用車は、2035年までに、新車販売で電動車100%を実現」という目標を掲げています。

■ 電動車の種類

電動車には大きく分けて、EV(電気自動車)、PHEV(プラグインハイブリッド自動車)、HV(ハイブリッド自動車)、FCEV(燃料電池自動車)の4種類があります。
電力源や駆動系がそれぞれ異なっていて、詳しい分類は以下のようになっています。

ちなみに、2023年1月~12月の国内新車販売台数のうち、外部充電で走行するEVとPHEV は140,678台※と、前年と比べ45.7%増※となりました。
※日本自動車販売協会連合会および全国軽自動車協会連合会の集計データより算出

電動車の中でも普及が進むEVとPHEVですが、購入後に必要不可欠になるのが充電設備です。

充電のイメージ


政府は「乗用車新車販売で電動車100%」の目標とあわせて、「2030年までに全国に30万口のEV充電設備の設置」を目指しています。
(2024年4月時点の全国のEV充電設備の設置数は32,144口 ※株式会社ゼンリン調べ)
 
また、東京都では、2025年4月から新築建築物へのEV充電設備の設置が、そして、新築マンションにおいては2025年度以降、駐車台数の2割以上の設置が義務付けられます。
こうした目標を達成するために、国や一部自治体では充電設備設置の補助金制度もあります。

EV充電設備


■ EV充電設備の種類

目標達成に向けて設置が進むEV充電設備ですが、「普通充電設備」と「急速充電設備」の2種類あり、それぞれ出力数が異なります。
「普通充電設備」は3~6kWで緩やかに充電され、「急速充電設備」は10~200kWと短い時間で充電されます。
 
また、充電するシーンによっても「基礎充電」、「経路充電」、「目的地充電」の3つに分けられます。
主に車の出発地である自宅や事務所などでの充電を「基礎充電」、目的地に向かう途中にサービスエリアやディーラー店舗で継ぎ足しする充電を「経路充電」、目的地の滞在中に行う充電を「目的地充電」と呼びます。
各シーンによって駐車時間が異なるため、それに合わせた適切な設備で充電を行います。


ちなみに、経済産業省が2023年10月に発表した「充電インフラ整備促進に向けた指針」によると、「日本での車の使い方の特徴として、9割が<1日の平均走行距離が50km以下>であるため、自宅で充電できれば十分な場合も多い」としています。
その上で、「まずは基礎充電ができる環境を作りつつ、必要な量の公共用充電器を整備していくことが重要」と指摘するとともに、「充電器が整備された集合住宅を増やしていくことが必要」との見解を示しています。


ギガプライズが提案する
集合住宅向けEV充電インフラ

ギガプライズでは、オーナー様や管理会社様の物件価値向上に貢献するために、集合住宅向けISPサービスとともにTerra Charge 株式会社が提供するEV充電インフラ「テラチャージ」の普通充電設備(コンセントタイプ、1時間/3kW)をご提案しています。

テラチャージのコンセントタイプ


■ テラチャージの特徴

① 無料設置で導入しやすいプラン
 EV充電器本体を無償提供する、コストを抑えたプランがあります。
② アプリを使って簡単に充電可能
EVユーザーは専用アプリで充電器の確認や予約、充電の制御、充電料金の決済が可能。オーナー様や管理会社様は予約管理や料金徴収の必要がありません。
③ IoT機能を搭載
IoT制御システムを搭載しているため、パソコンやスマートフォン、タブレットで利用状況が確認・管理できます。また、充電時にロックを掛けて車載ケーブルの盗難を防止する機能も付いています。

また、日常的な管理だけでなく、設備やシステムの運用・保守はTerra Chargeが行うため、長期的な管理コストが不要な点も特徴の一つです。
 
新築はもちろん、既存マンションにも導入が可能ですので、全国的に集合住宅への導入がまだ少ない今だからこそ、他物件との差別化ができ、物件価値向上や駐車場の稼働率のアップにつながります。 

テラチャージ(コンセントタイプ)の充電イメージ

お伝えした通り、国や一部自治体ではEV充電器設置の補助金制度があります。
国の補助金の詳細については、一般社団法人次世代自動車振興センターのホームページに掲載されていますが、少しでもご興味があるオーナー様や管理会社様、ハウスメーカー様は、ぜひギガプライズにお問い合わせください。

今後も、ギガプライズは、入居者様の快適で安心・安全な暮らしを実現するため、オーナー様・管理会社様の物件価値向上・業務効率化をサポートするために、サービスの拡充に取り組んでいきます。

(この記事は2024年5月時点の内容です)

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