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TOEIC:990までのモデルルート①目次

地方のちっちゃな大学で、普通の初心者学生が何百点もアップ。ひっそりこっそりそんな成果にこだわっているTOEIC講義のNoteです。今回から、 TOEICの勉強の全体像、満点へのルートを示してみたいと思います。

よくある勉強法の悩み

どこから始めたらいいのかわからない。

次は何をやったらいいだろうか。

この勉強は本当にスコアに直結しているのだろうか。

勉強をしていればそんなふうに迷うこともあると思います。独りよがりになって結局、効果が出ないという残念な現実も教員として見てきました。

勉強法は、手探りで自分で見つけ出さなくても、誰もが通るべき基本事項ははっきりしています。

それをまとめて単純化したものが、TOEICの勉強の全体像、満点へのルートです。今の立ち位置を意識しながら、先を見据えた勉強につなげるためには、どのレベルでどんなことをやっておけばいいのか、全体像を見据えることができると良いと思います。今やっていることがその後につながる連続性の実感を持ち、長い目を持ってプランを考えることは、モチベーション維持にもつながります。

最短で済ませたいから15年分の講義凝縮

英語が苦手、テストは嫌い、集中力は続かない、やる気がない。

そんなふうに感じる方、ウェルカムです。人として、当たり前。TOEICだけやれば済むほど単純な毎日でもないでしょう。他にやりたいことがたくさんあるときに、どうしてTOEICばっかり時間が割いていられることか!

だから、凝縮。最短で楽しましょう。

モデルプランでは、最低限知っておくべき事項を文法・単語・リスニング・長文読解の計4つの分野で整理したものです。私の担当するTOEIC講義で15年ほど、このような手順で行ってきました。

人それぞれ、だけど

人によって得意、不得意はそれぞれ。苦手箇所も様々。皆、同じ勉強法でいいの?

モデルプランは、算数での九九です。どんな人も絶対に知っておくべき単語があります。文法の捉え方、文章の読み方、リスニングの注意点も。

そして、九九がそうであるように、渦中にいると難しく面倒に感じることもあるはずです。でも、それを知らないで難しく面倒なことを抱え続けるよりも、さっさと覚えた方が楽

楽して何が悪い!

「モデルルート」なんて、やるべきことがたくさんありそう

こんなふうに思う人! 私は真逆。逆すぎます。

やるべきことは、シンプルに。余計なことまで手を出してどうでもいい勉強に時間を割いてしまわないように。楽して何が悪い。最短距離でさっさと満点取りに行きましょう。

ルートの目次リンク

それぞれのレベルでクリアすべき目安を提示します。満点ルートの目次として、記事を更新次第、随時リンクを掲載していきます。最初は600まででやることから始めます。が、高得点の方、そう聞いて無視しないでください! 800程度までいっても、その後、いくらやってもうんともすんともいかない、伸び悩みに苦しむことになるかもしれません。

1)600まで

600までは一言で、基礎がためです。覚えるべきこと、知るべきことを徹底的に頭にインプットすること。スコアアップに焦って片っ端から問題を解いていくよりも、まずは解くために必要なスキルを身につけること。すぐには効果が出ないようなこともあります。しっかり時間をかけて確実に。

モデルルート.001

上記の内容を詳しく別記事で述べてみます。数字は記事番号、今回の記事が①です。

②単語

③リスニング

④文法

⑤長文対策(リンク準備中)

2)730まで

インプットが完成する頃には700に到達できます。アウトプットの練習量を増やしていきます。ただし、記憶が曖昧なまま、問題をたくさん解いても空回り。焦らず急がず。

モデルルート.004

⑥リスニング(リンク準備中)

⑦長文対策(リンク準備中)

⑧単語・文法

3)900まで

本番形式の練習を繰り返して定着させながら、量を増やしていくことがメインです。

次の最終段階に至るまでに、自分の弱点、傾向をしっかり炙り出し、潰していってください。自分の悪いところばかり見ていると、しんどいこともあると思いますが、この壁を乗り越えると、満点が見えてくるはずです。

⑨(リンク準備中)

モデルルート3.001

4)990まで

ネイティブでさえ、満点を取ることは難しいほど。英語力ではなく、テスト力。

900を突破したこの時点では、自己課題や弱点を見つけることが難しくなっているはず。だからこそ、考えるべき対象はもはや自分ではありません。

設問です。

設問が何を意図してどんな力を測定しようとしているのか。問題の意図を見抜く作業が重要です。

モデルルート3.002

明日はモデルの最初の一歩をアップします。

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