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TOEIC:モデルルート⑧730までの単語・文法

TOEICの勉強の全体像、満点へのルート、今回から730レベルです。まずは文法・単語。600までで、基本事項を整理整頓してインプットを徹底しておきました。

次のレベルでインプットの完成を目指します。基礎固めができていれば注目ポイントは二つだけです。特に重視したいポイントを挙げます。

モデルルート.004

1. 文法は 分詞・分詞構文・関係詞 を徹底

穴埋めのパート5を意識した基本文法の練習がクリアできれば、次はパート7を意識した練習です。例えば、メールや広告などの文章で、2行程度にまたがる長く読みにくい文が混ざっていることがあります。その文が正しく読めるかどうかが、設問のツッコミポイントになります。

特に、関係詞と分詞・分詞構文を含むセンテンスが鍵です。

これまで解いてきたパート7の問題集があれば振り返ってみてください。驚くほど、このようなセンテンスを聞いてくる問題が多いことに気づくはずです。このような読みにくいセンテンスばかりを集中的に読んでみる訓練も有効です。

2. 単語はコロケーション を徹底

重要な単語だけをスコアに直結する覚え方でクリアできていれば、次の段階はコロケーションです。特にパート5・6の語彙問題に役立ちます。

例えばこんな場合。実際の問題を究極に単純化して示します。

He will (    ) research.
選択肢に、A) make B) deal C) exceed D) do

正解はDですが、学生の誤答を見ると、意外に、Cに手を出す人が目立ちます。おそらく、選択肢のうち一番自信がない単語だからでしょうか。Bは、自動詞なので前置詞が必要、圧倒的に可能性はゼロで即決0.001秒でサクぎり無視。ただし、600までの単語の訓練で、「自動詞」というコンセプトを無視していた人はこういう問題でいちいち引っかかるため、戻ってやり直しすべしです。Aは、なせだめなのでしょうか。私は知りませんし、知るつもりもありません。組み合わせとしてありかなしかは決まっていることで、いちいち理由を問い詰めて思考することではありません。この組み合わせをコロケーションと呼びます。

このdoかmakeかは、意外に頻出なので注意が必要です。appointmentならmakeが正解でdoはダメです。

コロケーションはこのように、動詞と目的語だったり、形容詞と名詞(cheap priceではなくlow priceのように)、形容詞と前置詞(characteristic of, essential toなど)が要注意です。

以上を一言で。

一個一個の単語の意味だけじゃない。組み合わせ。パート5・6は、単語の意味だけを考えていると思わぬ組み合わせを見過ごします。

そのための訓練をするのが730までです。


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