企業が人材に見せる"理想"と"現実"

経営サイドからすれば人材が欲しいので、求人など採用時は応募者に理想を見せている。応募側はそうだと分かって居ても、少なからず理想的な希望的観測を見るので、実際に入った後でギャップが生じる。理想と現実のギャップは双方が多かれ少なかれ意図をして、人為的に作られる物だと思う。

そのギャップがあまりにも大きい場合は仕事であればまず離職に繋がる。従業員は働いている間に色々と理想の方に近づけるために口を出したりもするが、経営サイドはそれをしない、あるいは現実的な経営として実行できない事も多い。

現実路線として、経営サイドにとって理想を見せない、ということはできないので、ある程度のギャップを前提として求人や広告宣伝を行う。ただ、そのギャップを大体どれくらいにするか狙って行う必要もある。

誰に対してどれくらいのギャップで入社してもらうのか。あくまでその理想に対して、入社した方と一緒に現実を引き寄せられる程度にする、という対処が必要、健全だと言える。

ほとんどがお金と時間の話になると思う。どれくらいの期間でどれくらいのことができるようになるか、どれくらいの金額になるか、時間はどれくらい取れるのか、そこのコンセンサスが重要だと思う。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?