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【読書記録📖】オルタネート

こんにちは。はれなです。

今回は最近読んだ「オルタネート」について書いてみます。

手にとってみた

突然ですが、アイドル戦国時代、いろんなアイドルがいて違いがわからなかったりするけれど、旧ジャニーズ系は割と違いのわかる女、はれなです。NEWSの加藤シゲアキさんが小説を書いてるのはもちろん知っていましたし興味はあったけれど、読んだことはありませんでした。

ところが、つい先日、新潮文庫の100冊紹介冊子をゲットしましてパラパラ〜っとみていたところ、「オルタネート」も掲載されていました。

で、元々興味はあったし、出版社もオススメしてるし、一丁読んでみるかー!となり、図書館で本を探して手に取ったのでした。

読んでみた

私、読書レベルがとても乏しいので信用なりませんが、「これは小説だ!」となりました。というのも、とても失礼な話ですが、アイドルの書く小説とはどういうものなのだろうかと思いながら読んでいて、読んだ初めから最後までアイドル加藤シゲアキが書いたなんてことは全く忘れて読んでいました。しかもなんていうんでしょう、作品のテンション?とかそういうものがとても小説らしいなと感じました。

物語自体は円明学園高校を舞台に、蓉(いるる)、凪津(なづ)、尚志(なおし)それぞれを中心とした人間模様や高校生限定のマッチングアプリ「オルタネート」との関わりが描かれています。

正直なところ、自分は学生でもなければ、学生時代に恋に盲目な感じでもなかったし、小説で描くような劇的な人間模様もありませんでした。舞台も関東だし、なんとなく自分との共通点を見出すことが難しくてめちゃくちゃ好みみたいな感じではなかったです。

けれど、全24章に分かれていて、はじめの方は1章ごとに休憩して読み進める感じだったのですが、段々と3人を中心とした物語がそれぞれ重なり合って、とても引き込まれていきました。特に22章は音楽を奏でているような、テンポよく場面が切り替わっては繋がってそんな感覚が新鮮でした!


以上、「オルタネート」を読んでみての感想でした。まだの方はよければ読んでみてください😊

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