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お互いが尊重して支え合う世の中を願って

この前まで体を崩して2回ずつ、それぞれ1週間ほど入院して過去のことを振り返り色々思いました。
ここ1年近く、自分の不登校体験や帰国子女関連など過去の自分を振り返り、当事者として発信していたからこそよりそう思いました。
ただそれを突き詰めてやっていたこともあって、自分の苦しかった過去をぶり返し、体を崩しました……。

以前、シカゴの記事で「日本に帰国してからの喪失」という部分で、今でも当時のことがフラッシュバックすることがあり、シカゴで楽しかった思い出が逆に「あの頃」に戻れない、と書きましたが、日々そういった喪失感は強く感じ、入院中も考えていました。

シカゴから帰国して9歳の頃、大きく感じたカルチャーショックによるストレス、同級生からのいじめ、人間関係の苦しさなどが中学の頃ピークになりました。
帰国してから家庭内も不安定な状態が続いていたこともあって学校でも家でも居場所を失い、小学校4年~中2の頃は家出も数回断続的にして野宿したこともあります。
そういった諸々のストレスが蓄積し高校から今に至るまでもフラッシュバックや悪夢、過呼吸などで苦しみ、PTSD(心的外傷後ストレス障害)を患ってそれが原因でリストカットや首吊りなどの自殺なども考えていました。

だからこそ頭では「あの頃」に戻れないと理解できていても、感覚としてはどうしても「あの頃」に戻りたいという想いを止めることはできず、やるせなさをより感じ、大きな喪失感を味わっています……。

それでも今こうして生きていられるのは、入院中にも励ましてくれる看護師や先生がいたり、信頼できる家族や周囲の知人、昔のシカゴの友達や知り合いなどがいるからです。自分の話を聞いてもらいながら、気持ちを整理しています。
自殺したいと思う時でも、周りの大切なその人たちのことを思い浮かべながら、なんとか踏みとどまっています。
そういった方々と話していく中で、改めて自分みたいに苦しむ人が1人でも減るためにも、お互いが尊重して支え合い、助け合うことが必要だと思いました。そのような世の中になることを強く願っています……。

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