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人生は想定通りいくから楽しいのか

前書き

こんにちは。いつも迷いがち、考え込みがちの高野豆腐です。

定期的に進路に悩むのですが、その原因の一つが
「その職業に就いて、私はやっていけるのか」という不安感です。

でもその予想を基に進路を変えたとして、そこなら楽しく過ごせるのかなと思い、考えてみました。

今日はそんなお話です。

お時間がありましたらぜひ最後までお付き合いください。


定期的に未来を想像して不安になるけど、果たして
「こうしたら、こうなる!」と考えて、その通りになったことなんてあるのか。

5年前、推しが活動休止になるなんて信じられなかった。
推したちが所属している事務所が今までにないくらい問題の渦中にいて、CM切りが始まっていくなんて思わなかった。
祖母がなくなるなんて思わなかった。
祖父が認知症になるなんて思ってなかった。
コロナという新種のウイルスが広がって、大きな制限がかかるなんて思わなかった。
自分たちの最後の文化祭がなくなるなんて思わなかった。

予想外の出来事にショックを受ける日々。

だったら、予想し得る悲しくなる出来事を回避し続ければいいのか。
それも違うと思う。

一番行きたかった大学だけ落ちて、別の志望校に行ったら、
気の合う友達に出会えた。
祖父の認知症がきっかけで、かわいいわんこと出会えた。
コロナがきっかけで新たな推しに出会えた。
楽しくないだろうとずっと思っていた成人式がすごく楽しかった。
外に出ない期間があったから、自分と向き合い、
自分がより楽しく過ごすための考え方たちを一杯吸収できた。

これも全部予想外のことだ。

それにうまくいくと思ったことが全て正解だったわけでもない。

新しくできた早期卒業できるルートに乗っかって時間短縮しようと思ったら、忙しすぎて何も定着しなかった。
大学の制度で頑張って勉強してたけど、思うように成長できなかった。
仲良くできると思った子と全然気が合わなかった。

そしたら、いくら予想をしてそれに基づいた選択をしても、
自分が思う「楽しい人生」を過ごせるとは限らないのではないか。
それに予想外の出来事だからと言ってすべて悪い影響があるわけでもない。

そうならば、予想して不安になってストレスが溜まってやりたいことがやりたくなくなるより、
「今」自分が目指したいところに向かって進めばいい。

もしかしたら、自分が思っている以上に仕事を楽しめるかもしれないし、
元気に過ごせるかもしれない。

予想通りに行ったからと言って、未来の自分が笑って過ごせるとは限らない
そもそも予想通りに人生が進むこともない。

だけど、予想通りいい結果が出たり悪い結果が出たりすると
「やっぱりそうだ」と思いがち。
それが続くと、このまま進むともしかしたら病んでしまうかもしれない、
自分に合わないかもしれない、危険なことが起こるかもしれないと思った瞬間
避けようとする。
それに元々ネガティブに考えるから、そう思う出来事がたくさんある。
その結果なにも動けなくなる。
動けなくなることにすらそんな自分に嫌悪感を感じるから、負のループ。

こうやってみると、自分に自信がないのに、自分の予想は絶対的に信じられているな。
なんか矛盾が生じてて面白い。

多分今までの経験からちゃんと学習して、そこから得た知識や傾向を基に作っているから、予想への信頼が盤石なんだろうな。

そういう時は、予想以上にいい結果が出たことを思い出して、予想以上に悪い結果が出た時はそこから得たいい結果のことも考えて、
盤石になっている「悪い予想は当たる」という自分の思い込みを溶かしていかないとなと思う。

予想外だらけの人生だから、
そこに大きすぎる不安を感じないようにするためには、
まずは「想定以上のいいことも起こる」ということを心に留めて、
「予想通りに行く」を壊していきたい。


最後までお読みいただきありがとうございます。
また次回お会いしましょう。


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