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ダイエット効果も期待できる「ガセリ菌」とは

占いにおいても、健康は重要なテーマのうちのひとつです。
占星術においては、12星座のそれぞれに体の部位が割り当てられてもいます。
例えば
牡羊座⇒頭、蟹座⇒胃、獅子座⇒心臓、乙女座⇒腸、などです。

健康・栄養に関することは個人的にも関心のあることなので、日常のちょっとしたことに注目しながら、この「note」で取り上げていきたいと思っています。

ではさっそくですが、今回注目したのは「ガセリ菌」です。
ガセリ菌は、乳酸菌の一種です。
毎日ヨーグルトを食べたり飲んだりしているのですが、所々にその名が書いてあったりします。
これが調べてみると、すごいパワーを持っていることがわかったんです。

長期滞在する善玉菌

腸内には、乳酸菌をはじめとする善玉菌と悪玉菌が存在する、ということをご存知の方は多いかと思います。(日和見菌というのもいますがここでは省略します)
やはり健康を維持するためには、この悪玉菌をなんとか抑えたいわけです。

善玉菌と悪玉菌はそのバランスが非常に重要だと言われています。
悪玉菌を抑えるためには、善玉菌を増やすのが良いわけです。

悪玉菌は酸性を嫌い、アルカリ性を好みます。
なので乳酸菌がつくり出す乳酸は、悪玉菌の増殖を抑える効果があります。
これにより腸内環境が良好な状態に保たれることになります。

今回注目しているガセリ菌は、「ラクトバチルス・ガセリSBT2055」という正式名称なのですが、日本人の腸内から検出されることが多い善玉菌で、腸内にしっかり定着する時間が長いという特性をもっています。

データとしては、ガセリ菌を1日1回7日間摂取後、90日が経過しても半数の人の糞便からガセリ菌が検出された、という論文が2001年に発表されています。
すごいですね。

悪玉菌が生み出す毒素は便秘や下痢などを引き起こし、体調不良の原因ともなると言われています。
ガセリ菌はそれを抑える力が強く、しかも長く腸内で活躍してくれるというわけですね。


ガセリ菌については、様々な研究結果により期待される効果がいくつかあります。
その中から特に気になる三つを取り上げてみました。

便秘予防・解消効果

便秘は、食生活や生活習慣およびストレスによって、腸内環境が悪くなることにより起こるとされています。
きちんと便を作り出すには、腸内環境を改善して体に良い働きをする善玉菌を増やして、体に悪い働きをする悪玉菌を減らすことが必要です。
通常の乳酸菌は食品で摂取しても胃酸や胆汁酸でその多くが死滅してしまい、大腸まで届きにくく、もし届いたとしても長く滞在することは難しいとされてきました。ガセリ菌はそれを可能とするため、便秘解消効果もより一層高いと言えます。

これはうれしい、ダイエット効果

ガセリ菌は、内臓脂肪低減効果があるなど、様々な臨床実験によりそのダイエット効果が証明されています。
ある実験では、肥満傾向の33歳から36歳の男女に1日200gの乳酸菌EPS配合のヨーグルトを食べてもらい、12週間ヨーグルトを摂取した結果、ウエストが-1.9%、体重が-1.4%、皮下脂肪が-3.3%、内臓脂肪は面積にして-4.5%という数値が公表されています。

ピロリ菌やっつけ効果

ガセリ菌を摂取することで、胃の中のピロリ菌の増殖を防ぐ効果があると言われています。 
本来ピロリ菌は酸性に弱いという特徴がありますが、酸性の強い胃液の中で生きることができる理由は、アルカリ性のバリアをはっているからです。
先程も述べたように通常の乳酸菌では、胃液に触れるとやられてしまいます。なのでピロリ菌にまでたどりつけません。 
ですが、ガセリ菌は胃酸に強く、生きたままピロリ菌にまで行き着くことができるので、ピロリ菌のアルカリ性のバリアを弱めて増殖を防ぐ効果があります。
ピロリ菌は胃十二指腸潰瘍や胃炎の原因となりますので、ガセリ菌はその抑止効果もあると言えます。


この他にも
・インフルエンザにかかりにくくなる
・そもそも風邪をひきにくくなる
・ストレス軽減効果
・美肌効果
・睡眠の質が向上する
などの効果があるとされています。

ガセリ菌は、雪印のヨーグルトがメインとなりますが、サプリメントなどにも入っていますので、日々の健康のために普段の食生活に意識して取り入れてみることをおすすめします🌱


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