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2023/06/29の日経を読んで

東京都心の中古マンション価格が足元で1億円を超えている。将来の売却益を狙う海外の投資家の買い意欲が水準を押し上げた。首都圏では多くのエリアで新築時と価格が逆転しており、価値が2.5倍に跳ね上がる物件もある。一般世帯には手の届かない値段になり、住まいとしての役割がかすみ始めている。記事を要約すると共に所感を述べたい。

  • 海外勢の買い意欲を背景に、マンションは新築や中古を問わず値上がりが続いている。

  • 築後10年程度たった中古マンションの平均希望売り出し価格を新築時と比べて算出したところ、2022年の首都圏の平均は132.5%だった。

  • 駅別の首位は東京メトロ南北線の六本木一丁目駅で、リセールバリューは251.6%となった。

  • 要因とされるのが、海外からの投資ニーズだ。海外の不動産投資家が日本の新築物件に加えて、中古マンションを好む理由は複数ある。そのひとつが割安さだ。

  • 東京カンテイ発表の東京都心6区(千代田、中央、港、新宿、文京、渋谷)の中古マンション価格は5月が70平方メートル当たり1億256万円と、02年の集計開始後の最高値を更新する

  • マンションは中古までも「億ション」となった。住まいを求める一般世帯に残された選択肢は賃貸か小規模の戸建て住宅ぐらい。

都心六区の価格は右肩上がり
六本木1丁目のリセールバリューが群を抜いている

都心六区のマンション価格が中古でさえ1億を超えた。しかも、70平方メートル程度でである。これは以上自体なのかと思ったら、世界から見ると日本の不動産は割安である。海外資本家が1億であろうとバンバン買っていく。日本の不動産が海外資本家に買い占められていくのは日本人としては辛い。私もワンルームマンションを2軒保有しているが、都心六区のマンションは手が出なかった。いつかは都心六区をそして、いつかは都心六区に住んでみたいと心から願う。

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