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高齢者となったらnoteに生きたあかしを残そう


あなたは死んでこの世に何を残す?

故郷の友人から、お父上が107歳で他界されたと聞きました。
彼のお父上は故郷では有名な知識人で、かつて「回想ひるがの」を出版されました。
しかし、私は知っています。
彼のお父上は、他にも残したいものがあったことを。
一度お宅にお邪魔したことがありました。
その時、昔の食事や遊びの話を書いたノートと絵を見せていただいたことを。
この資料はどうなったのでしょう。

近所の方のご母堂が「この詩を出版して」と言い残して死んだが、残された家族は詩を選べなくて、何もしないままになっていると聞きました。

多くの人は何も残さないで死んで行きます。
彼らは何か残したいものがあったのではないでしょうか。

同窓会での友人の近況報告の一言です。

俺は小説を書きたい。
後に残る者たちに残すのは文章が良いと考えるからだ。
小栗上野介の部下だった先祖の残した資料を読めば浮かんでくる、
涙もろい人情家の小栗上野介の姿だ。
歴史家や小説家が描く人物像と違う人間を描きたい。

そうだ、noteを残そう

自分は死んで何を残すか考えていなかった。
で、何を残す?
私と近い年で死んだ有名人とかよく聞く。
何か残さねばと焦っていたら、
 noteを残すのはどうだろう、という考えが浮かんできた。

せっかくの経験と知識、あの世へ持っていくのではもったいない

あの世へ持っていくんじゃもったいない。
この世に残しておくべきじゃないのか?
勿体無いから残すんじゃない、忘れられたくないから残すんじゃ!

ネットがなかった頃は、紙に書いて残すしかなかった。
遺族がそれをもらっても、価値がわからなくて捨てるだけ。
ネットなら、誰かが良い話だと思えばスキしてくれる。
こんなに多くの人が評価してくれると、息子や娘が再評価する。
多くのスキが集まっていれば捨てられまい。
捨てられないためにスキを集めるんじゃ!

遺跡の中から「どうやって作ったのか、どのように使ったのかわからない」とニュースで解説されるものが出てくることがある。
誰かが良いものを残したのに、遺族がそれの価値を理解できなかったから?
あなたの経験や知識が後にそのように扱われてもいいのか?
評価できる人がいるところに残そう。

高齢者は残すものをたくさん持ってる

新たなコンテンツは必要ない。
かつての知識と経験を棚卸しするだけ。
今までの在庫を全てnoteに書こう。
例えば、「高度経済成長」って、若者は実感がないんだから。
「インフレの実態」なんて、読みたい人は多いが、経験者はあなただけだ。
問題は言葉にすること。
若者に伝わるようにすること。
子供や孫に話して伝わった事はnoteで取り上げよう。
きっと家族でなくても伝わる。
もしうまく書けなかったら、孫たちに手伝ってもらおう。
1か月も書き続ければコツがわかってくる。

若者に伝えたい言葉にしよう

若者に伝わる言葉に書き直そう。
思ったより聞きたい人はいるものだ。
家族だから反発しても、知らない人の言葉だと素直に聞ける

文章を売って軍資金を稼ごう

年金+αを得るために売りに出し、読まれる努力をしよう。
その努力が励みになって、毎日が楽しくなる。

新たに学ぼう

noteを書いて、記事の目次を作ってみれば、足りないところが見えてくる。
足りない知識や経験は補おう。
軍資金は文章を売って得たお金だ。

そして若いあなたに

自分の父母の文章をnoteに載せませんか?
彼らは残したいものをたくさん持っているが、引き出し方を知りません。
キーワードを引き出せたらあなたが、お父さん、お母さんに書くことを勧めて下さい。
最初はあなたが書いてスキがたくさん来たよと知らせて下さい。
口述筆記でもいいですね。
彼らはnoteの使い方がわからなくても、スキやコメントは嬉しいはず。


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