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人の成功をよろこべない劣等感を克服!

日々多くの人と関わりながら仕事をしている中で、他人の成功を素直に喜べないと感じたことはありませんか。

また、SNS投稿をみて、落ち込んだり、腹が立ったり、否定したりしたくなったことはありませんか。成功したひとの投稿を見ることで、自分自身の劣等感が浮き彫りになる瞬間があります。

今回は、劣等感について考えてみしょう。
劣等感の正体がわかると、感情にふりまわされなくなり、人の成功も冷静にうけとめられるようになります。


劣等感とは?

劣等感は、自分は人より劣っていると感じることです。また、自尊心が傷ついている状態でもあります。

劣等感は、無意識のうちに自分と人を比べ、優れれているか劣っているかを判断しています。その結果、劣っていると判断し、劣等感を感じた場合、傷ついた自尊心は痛みはじめます。

逆に、人より優れていると判断し、優越感を感じた場合は、自尊心が癒されます。ひとの失敗をきくとなぜかホッしたという経験はないでしょうか。


「劣等」と「劣等感」

劣等感とは、劣等に感をつけた単語ですね。劣等も劣等感も、いっけん同じ意味に見えますが、大きなちがいがあります。

「劣等」とは、劣等という事実。
「劣等感」とは、劣等していることで自分が劣った人間だと感じる、事実の解釈です。

つまり、劣等は事実、劣等感は解釈です。「劣等」という事実を、劣った人間だと悪く解釈すると劣等感になるのです。

わたしたちは、だれもが不完全です。完全な人間はいません。
劣等しているところがあっていいんです。どこが劣等しているのか、それぞれ違った劣等をもっていることが、わたしたちの個性です。劣っているところ、優れているところの組み合わせが個性となっているのです。


大人になったら劣等感はもういらない

子どもの頃は、劣っているところがあることが、子どもとして生きていくには不利だったのかもしれません。それで、劣っていることは悪いことだと解釈して、劣等感を持ったのでしょう。それが染みついていて、大人になっても劣等感を抱いたままになっています。

ですが、大人になったら劣等感はいりません。わたしたちは、不完全でもちゃんと自己実現して生きていけるのです。

人と比べて劣っていると感じたときは、劣等は個性、劣等はあっていい、と心のなかでつぶやいてみてください。劣等感はぬぎすててしまいましょう。

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