![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/143840209/rectangle_large_type_2_7d396c84826d0d62e753bf223e4ad43c.png?width=800)
リーダーは無色透明なバランサーではない、リーダーの多様性は重要
多様性を大切にしよう、多様性を受け入れよう、ということがよく言われるようになりました。多様性の重要性が高まる社会になって、リーダーは受け入れと促進の役割を担うことが求められています。
しかし一方で、リーダー自身の多様性が認められることは少ないのではないでしょうか。リーダーだって多様性があっていいはずです。
リーダー自身の多様性とは、性別、年齢、人種、信仰、障害、キャリア、職歴、個人の価値観、ライフスタイル、教育的背景、経済的背景など、個々のリーダーが持つユニークな特性です。
多様性を受け入れることは、人との違いを尊重し、それを調和させることで、共に成長していくことです。
リーダーが無色透明である方がバランサーとして機能しやすいという考え方もありますが、実際にはリーダー自身が多様性を持ち、それを認めることでチームによい影響がうまれます。
リーダーの多様性が認められるからこそ、お互いの多様性を認め合う環境が育ちます。共感力の向上、多角的な視点、そしてモデルとなる存在としてのリーダーは、真の多様性尊重文化を築くために不可欠です。
リーダーが多様性を発揮する時に重要なこと
しかしながら、リーダーが自分の多様性を主張して、そのまま受け入れられればよいというわけではありません。リーダーとして役割を発揮できるように、自分の多様性をメンバーの多様性と調和させる必要があります。
具体的にいうと、多様性には両面ありますので、リーダーの役割としてはマイナスとなるような要素は、対処法とセットにしておくということです。
例えば、
・どうしても「管理業務」ができない場合、管理システムを作り込んでおく
・注意欠陥の傾向があり、人の話の聞き漏らしが多い場合、他のメンバーにも必ず一緒に話を聞いてもらう
・年上の部下が多い場合、タブー視せず、そのことでやりにくさがないかメンバーと話し合っておく
などなど・・
このように、リーダーとしてマイナスとなるかもしれないことに対しては、補うための具体的な対処を持っておくことで、メンバーと調和しながらリーダーシップを発揮することができます。
リーダーはメンバーの多様性を受け入れるだけではなく、自分の多様性も大切にして、メンバーの多様性と調和しながら、チーム全員が心地よい職場、お互いが成長できる職場になるようにしたいですね。
あなたの多様性が輝くことを願っています!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?