仏勉人好のフランス留学準備。語学をツールにしたかったと少し振り返る僕の話編。
こんにちは。
ボンジュール。ジェーム ル カフェ。
フランスの大学院に出願したふつべんひとよしです。
僕は、学生の頃から漠然とした自分の理想をもっている。
会社では外国語を使って仕事をして、たまに海外に出張に行く。
それがどんな業界なのかは全く想像がつかなかったし、自分がどういう部署にいてそうなるのかを本気で考えたこともなかった。
ただただ、語学を使って何かをする自分を夢見ていた。
その夢は、あっけなく叶えられたかのように錯覚した。
留学を叶えた時の話だ。
日本語を話さない友人たちと、料理したり、観光したり、スポーツをすると心が満たされた。
僕はまたあの時の快感だけを、懲りずに求めようとしてるのだろうか。
わかっている。
このままでは、外国語をツールに生活することに精一杯だ。
本当は、外国語をツールに仕事をしたいにもかかわらず。
大学院に出願するとき、僕は気づいてしまった。
僕には言葉それ自体を学ぶ事以外に、学問と呼ばれる分野の中で、興味があると胸を張って言えるものがないと。
何かの本で読んだっけ。
別に仕事なんか好きじゃなくてもいいけど、どうにかして夢中になれるところを見つけないと、いい仕事はできないって。
さくっと胸を突き抜かれたようだったよ。
僕は、今の自分が興味をもっているかどうかだけを基準にしてる。
興味のないものの中にあるはずの、好きなところを発掘しようとしなかったんだ。
僕は割といろいろなことをやってきた方だから、きっと、他分野の中でいいなと思うタイミングはいっぱいあったと思う。
でも、そういう気持ちに着目しなかった。
何よりも深掘りしなかったから、それについて知っている情報もなければ、追加の経験もない。
だから、これ以上物語が進まなかった。
どうなんだろう。
今の僕のこの振り返りは、世に言うところの視野狭窄なのだろうか。
このちょっとした後悔は、好きだと言ってる語学すら極めていない証拠なのだろうか。
それすらも自分で判断できない。
まあ、いいや。
学部時代は、手当たり次第首を突っ込んだから、今後は限られた分野を極めることにしようと思う。
大学院では、フランス語を学ぶ予定なんだ。
フランス語を専門的に学ぶ中で、
「語学を使って専門分野で仕事する」が叶えられる道筋を見つけられるといいな。
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