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真面目に2023年をふりかえってみた

2023年の活動記録に、もう少し踏み込んで自分をみつめてみたい

とりあえず、ブログ「散文小径」では恒例行事でアップしてありますが、note 版では私的な部分もちょっと付け加えて見たい。
まず最初に一言。
作家だけで飯を食える人は一握り。だから、気持ちは書き物本業でも、所得的には別の仕事が本業。ここは大事なジレンマ。だから人様相手には「兼業作家」を名乗ってお茶を濁している。
昨年、生業が多忙を極めすぎて房州日日新聞連載予定としていた作品が、書く時間も体力も損なった。なので転職先の道筋をつけて12月退職を決めた。これで少し時間が取れると思った。新年1月、来週からお願いしますという金曜日、急に職場を畳むことになったという電話が……2023年はここから生業の泥沼が始まる。もうハローワークの人と顔見知りで、雑談もできちゃうくらいに馴染んだ頃に、やっと職をみつけて4月から派遣業。派遣先の職場は仕事も人間関係も一切問題なかったが、採用企業に問題あり。4月から11月までの間、給与遅延4回。うち2ヶ月またせ一回。このままでは生きて年を越せぬと、この12月で退職を決めた。派遣先からは惜しまれて、なんとかならぬかとラブコールを頂くが、金貰えなきゃ生きてけないんですぅ……と退職に至った。ただ、12月29日、金融機関年内最終日に給与が振り込まれていなかったのでビックリさせられた。メール送信したら午後、ちゃっかり入金されていた。どういう会社だろうと、最後の最後まで目眩を覚えました。
あんまり下世話な私的事項は書きたくなかった。
けど、厄落としのつもりで、えいやと綴ってみた。
とにかく2024年まで因縁は連れて行きたくない。ここでリセット!
といいたいが、すぐに仕事もあるわけでなし新年度採用の道筋に滑り込みたい処でござる。
作文だけで食える人はごく一部の人だけ。それは紛れもない事実です。

ウォッホン!

仕切り直して、こっちの振り返りをしましょう・・・

今年は電子書籍にチャレンジしました!

ただし「紙の本はないの?」と聞かれる辛さもありました。
〇作品名「新選組婉曲録」 インタープレイブックス・刊
〇作品名「やじよりー松尾多勢子異聞」 インタープレイブックス・刊
〇作品名「Ambitious渋沢栄一・青春譜」
   ディスカヴァー・トゥエンティワン・刊

エーちゃんは、紙の本からの電子化でした

今年は毎月講演会で狂いそうでした!

◎「里見の拠点・久留里~もっとも長く愛された城下町」講演会
  里見の歴史を知る会
  (9月16日)会場 上総地域交流センター
◎「萩原タケ 始まりから世界まで」
  あきる野市中央公民館
  (10月2Ⅰ日)会場 あきる野市まほろばホール
◎「小山田信茂公と青少年育成」
  第39回青少年健全育成大月市民大会
  (11月11日)会場 大月市民会館
関係各位の皆々様にはご厚情を賜りました。あらためて御礼申し上げます。

月を重ねるごとに、だんだんハードル上がっていって目眩でした

今年は無事に新連載にこぎつけました!

去年発進できなかった無念を、関係各位のお力で、やっと形にできました。あとは、地域や対象の方などに響けばいいし、関心を持って貰うのを期待しています。講演まで熟せばいいなというのが、来年の希望です。

醍醐新兵衛と菱川師宣。大河小説になれば嬉しいです。
「真潮の河」房州日日新聞連載作品
浮世絵の元祖と江戸話捕鯨、天災の数々で綴る江戸前中期の物語。

今年はオール讀物新人賞の中間発表まで残れました!

初のことでした。でも、まだ終われない。
作品「魔斬」
現在、アルファポリスにて作品公開中。
2024年のリベンジに今から準備中!

今年は個人だけじゃなく「槇の会」にもちょっとは貢献できた!

……かな?

2023年の「槇46号」は、来年どう評されるか楽しみだ!

今年は無事に連載を終える作品もあった!

少なくとも大河ドラマの家康よりも、作品の家康に好感があると信じたい。
「御所車-知久太平記-」南信州新聞 5月10日最終回

今年はアルファポリスに作品を陳列してみた!

万人受けしないのでポイント伸びていきませんが、のんびりやってます。
むかし、知り合いのイラストレーターに「やなせたかしスタイルはやめれ」と叱られたことがあります。1円でもいいから、作品には値をつけろと。正しいことだと思います。アルファポリスに出すのも、NOVLEDAYSに載せるのも、意に反して申し訳ないと思う。付加価値を作品に与えてあげられないのが一番悪いんだ。厳しい世界です。

そして、note はじめた!

みなさま、いつもありがとうございます。
あらためて、多謝!!

今年は出来なかったことに涙を呑んだこともあった!

「千人同心がゆく」の関連で、松姫様絡みの講演が出来ないか企画してみた。檜原村には「伝・松姫手鏡」があり、教育委員会の許可を得て撮影もさせていただきスタンバっていたのですが、講演そのものは出来ませんでした。残念。
それと。
とある作品の単行本発表も、ちょっと年内は無理。とても残念。
あとね。
新連載他にも11月スタートを黙してましたが、たぶん新年になりそうです。掲載先の都合もあるので、我慢。
それから。
パソコン壊れて右往左往した。物凄い残念なデータの一部損失もあった。泣け、泣いて忘れちまえ!!!

でも、今年お会いできた方もいた!

コロナでずっと接触できなかった公益財団法人渋沢栄一記念財団情報資源センター長の茂原暢様にお会いできた。ずっとメールだけの往信でした。新10000円札になる前で、よかったです。

飛鳥山は渋沢栄一のテーマパークだね

前を向いて行けば、きっと来年も道は拓ける!

と、信じて。


どこまでも歩いて行こう

あたらしい出会いがあった。
このnote でも、巡り合わせで、こうして出会って頂いた方がいた。ありがとう。
そして……来年も、きっと出会いはあるだろう。広がるだろう。育つだろう。。。
すっごく楽しみにしています……!

皆様にとってよい2023年の締め括りになりますように。
そして、素敵な2024年をお迎えください。