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新卒入社して3か月でやめた私が考える天職のみつけかた~ヨシタケシンスケさんの本を読んで~

大人になったら働くとはわかっていたけど、やりたい仕事ってどうやってみつけるの?やってみたいと思っていても実際に働くとなんかちがう…。
わたしは新卒で入社した会社を3か月でやめた。最近の若者はすぐにやめるとか、根性がないとか言われているけど、まさか自分がその一人になるなんて思ってもみなかった。割とまじめに生きていた方だったけど自分って普通の人のように生きられないんだーーと思った。

わたしが仕事をやめるかどうか迷っていたころに背中をおしてくれた本がある。それはヨシタケシンスケさんの「おしごとそうだんセンター」。

この本にはヨシタケさんが考えたユニークなおしごとがポップな絵とともに紹介されている。一見こども向けの本にみえるけど、よく読むと22歳のわたしが知りたかったことがたくさん。

どうやっておしごとはえらべばいいの?という疑問に対して
ヨシタケさんは
「どのおしごとが向いているかなんてみんなわからないから、いろんなおしごとを試してみてゆっくり探すしかない。いろんなおしごとをあれやこれややってみて『自分らしいおしごと』に近づいていくの」とおっしゃている。
ということは、仕事を3か月でやめてしまったわたしは、向いていない仕事が一つわかって、自分らしい仕事に近づいているんだなとポジティブに考えられるようになった。

ほかにも「生活するためにおしごとがあるけど、ずっとしごとをしているわけじゃなくて、かわりばんこにおしごとをしている。だからお店の人や会社の人も家に帰ればお母さんだったりお父さんだったりする。」と書いてあった。仕事できつくあたられることもあったけど、この人も誰かのたいせつな人だと思えば少しはたえられた。

仕事に行ってたしんどいときも、やめると決意したときも、やめて不安になったときも、次はなんの仕事にするか悩んでいるときもこの本はわたしにヒントをくれる。あと、かわいい挿絵がいやしてくれる。

今は天職をみつける転職活動中だ。今回3か月で仕事をやめてみて、たぶんわたしは自分が思っていたより不器用なんだと思った。就活してたくさん考えて入社してだめだったのだから、いろいろ試してみるしかないのかも。大学生のころはキャリアウーマンになるぞ!と意気込んでいたけど、ゆっくりがんばることにした。わくわくとか好きとかなんかいやだとか自分の感じるコトを大切にしたい。そしたらキャリアもお金もついてくるかなあ。社会はそんな甘くない!と喝をいれられそうだけど、わたしはわたしのペースでしか進めないし、なんとなくこれでいいと思っている自分がいる。

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