ハイドランジア(水の器)


お散歩で見かけたアジサイ。



鬱陶しい雨ですが
アジサイの花は麗しく美しいです。

同じ株から咲いた花が
様々な色で咲き、華やかな花だと思います。

アジサイは基本は青かなと思いましたが、
もともとアジサイが保有しているのは
アジサイ特有のアントシアニンと補助酵素。
これだけだと赤いアジサイになります。

これに土壌に含まれるアルミニウムが加わると
花は青くなります。
アルミニウムは酸性の土壌に溶けやすく
よって、酸性の土壌の栄養を受けたアジサイが
青くなります。

一つの株から
青や赤と色が分かれるのは、土壌の一部分がアルカリ性で、その土に根を張って栄養を得た花だけが赤くなるそうです。

英語では、アジサイの花は
「ハイドランジア」(水の器)と言います。

アジサイの葉は大きく、数も多いので
たくさん水が必要なのです。
そんな特性も有ってか、このような名前が
ついています。

色が変化していくので、花言葉は
「浮気」「移り気」「無常」

まさに今の世の中も「無常」まっさかり。
変化していかなければ、生きていけない世界も
あります…ねえ。


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