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空腹感は脂肪が減ってるサイン 〜「空腹感」と良い関係を築くために〜

こんにちは。
元彬です。

「空腹感」ってありますよね。
減量やダイエットをしている人は必ず経験するものです。

その対策として、いろんな製品やツールが世に出ています。
低カロリーで腹に溜まる製品というのがそれにあたります。

ゼロコーラ、こんにゃくゼリー、ヨーグルト、ハイカカオチョコ…

こんな記事もありますね。

これらはみんな空腹感を避けるために存在している、といっても過言ではありません。
避ける、ということはそれを良く思っていない、ということ。

程度によりますが、確かに空腹感は辛い時もあります。
だからこそ皆空腹を上手く避けようとしている。

でも、本当に空腹感は悪いものなのでしょうか?
そもそも空腹感とはなぜ起こるのか?何のサインなのか?

それをわかっておらず、闇雲に空腹を毛嫌いして「減量が辛い」と言ってる人が多いように感じます。

それに打ち勝って我慢しても、その減量は楽しくありません
その先に待つのは食事量が戻ったことによるリバウンドだと思っています。

減量で大事なのは「空腹感といかに上手く付き合うか?」

減量生活の中でその辺りが何となく掴めてきて、自分の中の定義が変わってきたので、それを共有しようと思います。


空腹感が起こるのは血糖値の低下が原因

空腹感は血糖値の低下がきっかけで起こります。

食欲には、血糖値も関係しています。
血糖値が低下すると、摂食中枢の働きが活性化されて食欲が増加します。

https://www.kmshinjuku.com/diet/505/#1-2

摂食中枢というのは、脳の「お腹が空いたから何か食べよう」と感じる場所のことです。

この血糖値の急な上下が身体によくない、とされています。
「血糖値スパイク」とも言いますね。

この血糖値の急な変化を避けるために、
・炭水化物の量に気をつけよう
・低GI値の食品にしよう
・ゆっくり噛んで食べよう

と言われる訳です。
これらはよく言われていることで、知っている方も多いはず。

では、次はどうですか??

空腹は脂肪が燃やされているサイン

空腹は脂肪が燃やされているサイン

これご存知でしたか?
僕は全然知りませんでした。

一方、さまざまな活動により体内のエネルギーが消費されると血糖値が低下し、体に蓄えていた脂肪を分解してエネルギーを作り出そうとします。この脂肪を分解するときにできるのが遊離脂肪酸です。

遊離脂肪酸が血液中に増えてくると、この情報が摂食中枢に送られ空腹感となって、私たちにエネルギーの補給を促すのです。

https://www.health.ne.jp/library/detail?slug=hcl_3000_w3000111&doorSlug=fat

脂肪を分解しているときに空腹感を覚える
つまり、空腹感を覚えている時は脂肪が分解されている

ということになります。
僕はただただ血糖値の問題だと思っていました。

スポーツをやってた時の癖か、「空腹は危ない。常にエネルギーを入れておかなければ」とずっと思い込んでいました。

元々、自分は何故か空腹を敬遠していました。
空腹を感じたら間に何か食べ物を入れて、「腹減った」という感覚を味わわないようにしていたんですね。

そもそも脂肪は緊急事態のために身体が貯めておくエネルギーの貯蔵庫
僕の様に体脂肪がある間は空腹感があっても脂肪が頑張ってくれるのです。

実際、今のところ空腹感で倒れたりしたことはありません。
(1日1000kcal摂取くらいで頑張ってた時はきつかったですが、倒れていません。真似しないでね。)

それなのに空腹感のたびに食べていたらどうなるか?エネルギーの量が有り余り、消費されない分はどんどん身体に貯蔵されていくのです。

空腹感≒筋肉痛。自分を褒めよう

ここからは僕の感覚のお話しになりますが、
僕は「空腹感≒筋肉痛」だと思っています。

なぜなら、「頑張った証」だから。
筋肉痛だって、傷ついた筋線維を修復する過程で炎症が起き、生成された刺激物質が筋膜を刺激して起こるものと考えられています。

要は筋肉を増やすために頑張った結果の症状

空腹も似た様なものです。
脂肪を減らすために身体が頑張った結果の症状

身体を変える時には変化が伴います。
時には辛く感じたりすることも。

けれども、その意味合いが分かることで僕は「空腹感」を良いものとして捉えられるようになりました。

筋肉痛がある時に「効いてる効いてる」とニヤニヤ
するのと同じように、
空腹感のある時も「減ってる減ってる」とニヤニヤ

もちろんエネルギー不足で倒れてしまっては辛いので、身体の動きを感じながら適宜糖質などを入れるようにしています

減量には空腹感はつきもの。
必ず訪れるものです。

ぜひ、その空腹感を辛いものとして捉え過ぎずに、「前向きな側面」も見てあげて、上手に身体と付き合ってみてください。


【おまけ】ん?空腹の方が調子がいい…?

ある日、私は間食用の食べ物を忘れてしまいました。

普段ならプロテインなりバナナなりを持って仕事をするようにしていたんですが、その日の仕事は遠征だったためにリズムが崩れちゃったんですよね。

「あー、やってもうたなぁ」

と遠征先で仕事をしていました。
ちなみにルーティンを崩すのはあまり好きじゃない。

幸いコーヒーは持っていました。
いつもの水分とコーヒーを口にしながら仕事に臨むことに。

9:30を過ぎたあたり、腹は減ってきます。
ぎゅるるるる…
でも不思議な感覚に気づきます。

「やっぱり腹減ってくるけど…いつもより仕事が捗る気がする…

朝食はいつものようにスムージーを摂りました。

コーヒーも水も同じです。
違うのは…

間食をしてるかどうか?

なのに、間食が無い時の方が身体も頭もスッキリして軽い。

空腹の思わぬ副産物でした。

食べると消化に血をとられたり、インスリンが出ることで低血糖になり、脳が上手く働かない。

それが空腹によって防がれたんですね。
おかげで日々がクリアになった感覚です。

食事をたくさんとることによって急激に血糖値が上昇した場合、インスリンが過剰に分泌されます。インスリンは血糖値を下げる役割を持っているため、インスリンの過剰分泌は血糖値の急降下を招きます。そして、血糖値が急低下することで、脳に供給されるブドウ糖が不足し、眠気やだるさがあらわれるのです。

https://www.tsubasazaitaku.com/column/column91.html

空腹を上手く取り入れられると生活のスッキリ感も増し、減量も楽しくなるかもしれませんよ?

それでは、今日もありがとうございました。
良いからだ創りを!

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